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【雑記】原作再現が好きすぎる話

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皆さんこんにちは!

 

最近は公式大会や公認大会もほとんどなく、ヴァイスシュヴァルツをする機会がだいぶ減ってしまっています。

早く落ち着いていつも通り大会などイベントが開催できるようになってほしいですね。

 

今回はヴァイスシュヴァルツの原作再現のお話です。

 

正直言うと原作再現をしているかどうかはカードゲームの上ではあまり関係ないことなのですが、私個人が好きなので、モチベに関わるという意味で重要です。

 

 

原作再現って要る?

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ヴァイスシュヴァルツはキャラクターTCGです。

そのため、他の多くのカードゲームと違ってオリジナルのキャラクターがほとんどなく、他の作品を借りてカードをデザインしています。

 

他の作品のキャラクターや世界観を使ってカードをデザインする以上、ある程度その原作を意識したデザインにすることになります。

そのタイトルを使いたいと思うのはほとんどがその作品のことを好きな人なので、原作を意識したデザインは原作を知っている人からすると高評価になりやすいと思います。

 

原作再現要素がほとんどないと、なぜその原作を使ったのかという理由が薄くなってしまうので、別にその作品である必要がなくない?と思ってしまいます。

カードの効果が面白いとか、その作品のイラストが使われているというだけでも使う理由にはなりますけどね。

 

とはいえ、原作再現を意識するあまりカードの能力としてあまり弱すぎると、それはそれであまり使う気が起きなくなります。

 

原作再現とカードとしての強さのバランスをうまく調整されたカードが一番好きです(サムネのカードとか)。

 

 

あとこれは個人的に思っていることなのですが、ヴァイスシュヴァルツは対戦カードゲームなので、バトルの要素がある以上、戦闘シーンの多いシュヴァルツサイドのタイトルの方が原作再現度が高いと思います。

 

 

個人的に好きな原作再現カード

ここからは私が好きな原作再現カードを紹介したいと思います。

いずれも原作再現要素と強さのバランスがほどよく調整されたカードだと思います。

 

※一応ネタバレ注意

 

 

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1つ目は「S(mile)ING! 卯月」です。

これはかなり有名なカードではないでしょうか?

登場時の回復と、登場時のパワーダウンと、CXコンボで自身がリバースした時に再スタンドする効果を持っています。

 

これらの効果はアニメのデレマスのストーリーを再現したものになっています。

事務所の仲間たちがそれぞれ活躍していく中で、他のみんなよりも秀でたものがないと思っていた卯月はだんだん追い詰められていきます。

これが登場時のパワーダウンにつながっていますね。

 

そうして一度はくじけてしまいますが、一人のステージで「S(mile)ING!」を歌い、アイドルとして復活を遂げます。

自身のリバースを要求する再スタンドでこれを再現しているんですね。

 

相手をリバースさせて発動する効果は多いですが、逆に自身がリバースすることを条件としているのは珍しく、相手をリバースすることよりもやりやすかったりします。

効果としても優秀かつ原作のストーリーをうまく再現できている良いカードですね。

イラストも良いです。

 

 

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2つ目は「“起動”メカゴジラ」です。

アタックするたびにデッキトップをマーカーにし、マーカー1枚につきパワーが1000アップし、CXコンボでマーカーを消費して4点バーンを与える効果とアタックされた時にストックとマーカーを消費して自分の控え室のカードをデッキトップに置ける効果を持っています。

 

おそらくゴジラを組んでいる人の中でこの映画を全部観た人はほとんどいないのではないのでしょうか?

ちなみに私は3章まで全部観ました。

映画としては結構面白いと思いましたが、あまりゴジラっぽくはなかったかもしれません。

 

ゴジラのプールの中では、このメカゴジラ関係のカードがよく原作再現できていると思いました。

たぶん原作を知っている人がほとんどいないと思うので、これを機に原作も知ってくれると嬉しいです。

 

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この映画のゴジラはかなり未来のお話で、地球で色んな種族(機械に長けたビルサルドやエルフっぽいエクシフなど)が暮らしている中で突如怪獣が現れ、地球に住んでいた人類は宇宙に出ることを余儀なくされたところから始まります。

 

そこから長い時間がたち、宇宙での生活に限界を感じたハルオ達は、もう一度地球に戻ることを決意します。

しかし地球でゴジラに返り討ちにあい、人類は一度敗北しています。

 

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しかし地球には怪獣に破壊されたはずの決戦兵器メカゴジラがまだ残っていました。

このメカゴジラは他のゴジラの映画のメカゴジラとは別物です。

 

このメカゴジラは「ナノメタル」と呼ばれる周囲の物質を取り込んでエネルギーに変える人工知能を持った金属で作られていました。

そのためゴジラに破壊された後も自動で増殖と成長を続けゴジラを倒すために力を蓄えていたのです。

このナノメタルは周囲にあるものを何でも取り込む性質があり、それがカードのマーカーを増やす効果で再現されています(成長するのに時間がかかるのも)。

 

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このメカゴジラを成長させるため、ビルサルド(肌の黒い人たち)は自らもメカゴジラに吸収されることでゴジラに対抗しようとします。

 

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復活を遂げたメカゴジラは大量に蓄えたナノメタルを使って攻撃と防御を行います。

ナノメタルを使ったレーザー攻撃と、ナノメタルを散布することによりゴジラの熱線をそらします。

これが「“起動”メカゴジラ」の2つの効果で再現されています。

 

エクストラブースターということでカードの種類はかなり少ないのですが、再現度は結構高いので、個人的に気に入っています。

 

 

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3つ目は「めぐみん」です。

これはかなり分かりやすいですね。

CXコンボでアタックを放棄する代わりに4点バーンと正面のキャラをクロックに送る効果を持っています。

 

原作でめぐみんが使う爆裂魔法は絶大な威力を誇る代わりに魔力の消費が激しく、発動するとめぐみんは動けなくなってしまいます。

これがバーンを使うとレストするという形で再現されていますね。

 

カードの効果としてみたときも、デッキをめくらずにダメージを与えられるのは面白いところで、トリガーによるダメージのぶれや相手の防御札を無視できます。

自分のデッキのクライマックスが多いにはクライマックスをトリガーすることを防ぐこともできますね。

バトルを介さないクロック送りというのも言うまでもなく強力です。

確定のダメージと言うのはやはり強力です。

 

原作再現としても良くできているうえにカードとしてみた場合でもとても強力という、とてもうまくデザインされたカードだと思います。

 

最後に

今回は3つだけでしたが、他にも好きな原作再現カードは色々あります。

 

カードの効果しか気にしない人も多いと思いますが、私はそれが原作再現できているのかとかも気にしてしまうので、できるだけもとの作品を意識したようなデザインになっていると嬉しいです。

 

デッキを組むモチベーションは人それぞれということですね。