皆さんこんにちは!
今回はヴァイスシュヴァルツのゲームの話ではなく、ちょっとした小話のような内容です。
もうすでに気づいている方も多いとは思うのですが、最近のヴァイスシュヴァルツに収録されているカードでパワーが10500になっているカードが増えています(パワー10500というのは能力を考慮したパワーではなく、単純に左下に書いてる数値のことです)。
具体的に例を挙げると、以下のようなカードたちです。
実はパワー10500のカードは以前までほとんどなく、2017年にアニメのRewriteで「“3ヨシノの力”ちびもす」で初めて登場してから、2021年の転スラで「先陣を切るベニマル」が登場するまで1枚も出てきていませんでした。
しかし、転スラで出てきてからは2021年に発売した多くのタイトルでパワー10500のカードが登場しました。
レベル3のキャラのパワーは大体8500~10000くらいに設定されており、10000を超える場合は11000になっていることが多いです。
それではなぜパワー10500のキャラがこれまで出てこなかったのでしょうか?
(これについてはヴァイスシュヴァルツを始めたときから疑問に思っていました)
普通に考えれば能力の組み合わせ次第でいくらでもパワー10500のキャラはデザインできたと思います。
この理由については直接確認することはできないのですが、個人的に2つの理由があると考えています。
1つはシンプルに「10500という数字があまり美しくないから」という理由です。
パワー8500や9500だと特に何も違和感はないのですが、10500という数字の並びにはどうしても違和感を覚えます(消費税がくっついているみたいでなんとなくうっとうしい)。
そのため、能力の組み合わせ次第でパワーが10500になりそうなキャラについては、何かしらの能力をつけてパワーを10000か11000にしていたのではないかと思っています。
2つ目は、「レベル3のキャラに付ける能力の縛りが緩くなった」という理由です。
以前私が書いた記事で、レベル3のバニラのキャラのパワーは11500であるという話をしたことがありました。
たいていのレベル3のキャラはここに2つくらい能力が付いてパワーが10000とか9500になっています。
上の記事でも書いているのですが、レベル3が持っている登場時の能力(回復、ドロー、サーチなど)のパワー査定は大体1000です。
これにCXコンボが付くと、CXコンボのパワー査定が基本500なのでパワーが10000になるようになっています。
これまでのレベル3キャラといえば、何かしらの登場時能力(あるいは強力な永続能力)ともう1つ能力が付くのが基本だったので、意識をしないとパワー10500のキャラは作れませんでした。
しかし、2021年以降は上記のようなメジャーな登場時能力を与えずにパワーを10500にするカードたちが登場しています。
これは、「レベル3のキャラに与えるべき能力はこれだ!」という縛りにとらわれなくなり、自由にカードの能力がデザインされるようになったためであると私は考えています。
つまり、ここ最近のヴァイスシュヴァルツでは、数字の並びが美しくないこととか、レベル3が持つべき能力とか、そのようなことは考慮しなくなってきているということです。
実は昨年くらいにヴァイスシュヴァルツのプロデューサーが変わっていて、それを機にこの変化が起きているのではないか?と勝手に思っています。
そしてこの変化は今後のインフレを予感させました。
以前までゲームとはあまり関係ないところで縛りを受けていた(と思われる)カードのデザインが、そこから解放されることで今まででは考えられかなったような能力の組み合わせが生まれるようになる。
こんなカードがあったらいいなーと思っていたカードが本当に出てくるかもしれないというワクワクもありますが、そうなっていくとカードの能力が強くなりすぎてインフレが加速してしまうのではないかという不安もあります。
ヴァイスシュヴァルツのいいところの1つって、カードのデザインが変わらずインフレも他のTCGと比べて緩いので、結構古いタイトルでも十分遊べるところだと思います。
なので、インフレはほどほどにしておいてほしいな~というのが私個人の願望です。
最後に
皆さんは10500という数字の並び、どう思いますか?
個人的には何か能力をつけて10000にしてくれよ~と思ってしまいます。
長々と書きましたが、今回の内容は何も裏付けがあるわけではないのでお手柔らかに!
最後まで読んでくれた方はありがとうございます!
それでは!