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【デッキレシピ】6枝2門グリザイア

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皆さんこんにちは!

 

久々の公式イベントであるホロライブトリオのレギュレーションが締切ぎりぎりに公開されて本当に大丈夫か?と心配していた今日この頃です。

開催自体は10月なので、そのころには開催できるようになっていると嬉しいですね。

 

さて今回は新弾が発売されたグリザイアの果実のデッキレシピを紹介したいと思います。

グリザイアのデッキを作るのは結構難しくて大変だったのですが、今回のはなかなかいい出来になったと思います。

 

それではデッキレシピの紹介です。

 

 

デッキレシピ

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枝を6枚、門を2枚採用して、「Je vous suis attaché 由美子」のCXコンボを使うことも選択肢として入っているデッキです。

最近は2枚くらい門を入れるのがトレンドになっているような気がしますね。

門はやっていること自体は非常に強いんですが、クライマックスを回収したくないという状況も多く、1ターンに複数回トリガーしたくないアイコンということもあり、枚数を抑えるのが流行っている気がします。

 

今回組んだデッキですが、赤を抜いた3色の構築となっており、レベル1帯は「煌めく海へ みちる」で手札を稼いで、道中は早出し等でソウルとパワーも稼ぎ、最後は「Je vous suis attaché 由美子」か「歪な絆 雄二&一姫」で詰めていくのが基本の流れです。

 

グリザイアの果実というタイトルの最も大きな特徴は「別れと約束 一姫」による回復メタです。

最近追加のあったタイトルで回復メタを持っているタイトルはほぼなく、常にある程度の存在感を放つタイトルですね。

しかし、グリザイアの果実に収録されている各種ギミックはコストがかかる割にすぐに役に立つものではないので、無計画に使うと手札やストックがなくなるみたいなこともあります。

また、回復メタをうまく活用していくためにはダメージレースで優位に立つことも重要です。

思い出を増やすことに執着しすぎて相手に楽させてしまうと、回復メタが活躍する前に負けるなんてこともざらにあります。

そのため、グリザイアの果実というタイトルの特色を活かすためには、回復メタ等を楽に思い出に送るために安定してアドバンテージを稼いで、積極的に相手にダメージを与えていく必要があると思います。

 

今回組んだデッキは、そんな短距離走のような戦いを目指して考えました。

それでは採用カードについて説明します。

 

レベル0

18枚

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ここまで特殊ヒールを収録されて回復メタを使わない手はないですよね。

多めに入れたいですが、デッキの動きをよくしてくれるカードでもないので、現状は3枚にしています。

1枚だけだと千鳥ヒールみたいな感覚で普通に回復されることも多いのでできれば2枚くらいは思い出に送りたいですね。

 

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DCの「淡い気持ち 詩名」に全体パンプが付いたカードです。

序盤に出して雑にアタックできるカードなので、かなり使いやすいです。

全体パンプのおかげで「別れと約束 一姫」なども相手のキャラと相打ちにできたりして地味に便利です。

緑の0帯の中では特に多投しやすいカードで、緑発生もかねて4枚にしています。

 

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霞互換のようでちょっと違うカード。

自身が後列に下がるので、前列にキャラを残さない動きがしやすくなっています。

特に移動とは相性がよく、キャラを残しつつ移動の枠も作ることができます。

デメリットは結構重いですが、このデッキに対してチャンプアタックをするデッキはそうそうないので、あんまり気にならないデメリットだと思います(行きはチャンプすればいいので)。

グリザイアでは貴重なレベル0帯でアタック数を稼ぎやすいカードなのですが枠の都合で3枚にしています。

強かったら増やすかも。

 

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名称指定のフィレスです。

このデッキのレベル3は大体サーチできて、「別れと約束 一姫」などの重要なカードにもアクセスできます。

レベル1帯に触れないのが残念ですが、そこは仕方ない。

おまけの2000パンプが非常に強力で、手札交換しながら相手のキャラも倒していけるのは非常に便利。

このカードのためにレベル1帯を雄二、一姫、由美子にしてもいいと思えるくらいです。

今回のデッキではサーチ対象がそこまで多くないので1枚だけにしました。

 

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選抜対象の中学生互換のカードです。

思い出に送られる中学生互換すべて選抜入りしているのでかなり強力であることがわかります。

このデッキでは行きにパワーが上がるカードが多いので、返しはこの能力を使って手札を維持するのが主戦術です。

2枚落下も控え室を増やしたり山札の枚数を調整する手段として結構使います。

グリザイアの手札維持のための重要な手段なので4枚です。

 

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ダイレクトアタックしたときにソウルパンプできるカードです。

グリザイアはシステムカードが多くて、最序盤に3パンするのが結構大変なのですが、このカードは2枚のアタックだけで3パンくらいのソウルを出せるのでコスパがいいです。

ダイレクトアタックができる機会なんて本当にレベル0帯くらいしかないですが、拳移動なのも普通に便利です(「迷宮に咲く花 天音」と相性が良い)。

この枠はお試し枠みたいな感じですが、青発生も兼ねてとりあえず3枚で使っています。

あんまり強くなかったら変えるかもしれません。

 

レベル1

10枚

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前弾に収録されていた枝対応のCXコンボ持ちのキャラです。

最初に出たときはぱっとしない印象でしたが、他のタイトルに収録された似た能力のカードを見ると、このカードはかなり使いやすい方だなと思いました。

特に条件もなく山札も削りながら手札を増やせるということで、グリザイアのレベル1のCXコンボの中ではかなり安定しています。

ガンガンアタックしつつ手札も維持するというこのデッキのコンセプトに一番合っているのはこのカードだろうと思って採用しました。

枚数は4枚です。

 

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自分のターン中だけ中央1000パンプとアンタッチャブルを付与する集中です。

煌めく海へ みちる」を使うと決めたときに一番大変だったのが、グリザイアの黄色のキャラにあんまり強いカードがなかったことです(「餌付け」が使えるならそれでよかったのですが…)。

レベル1帯が黄色中心なのに黄色が少ないのが気になったので、集中は黄色にしたくてこのカードを採用しました。

基本的に後列の内1枚は「名実ともに天才 一姫」になるので、もう一方の集中はパンプ能力を持っているカードにしたいと思いました。

レベル1なのでレベル0帯では使えないというのは欠点としてありますが、使ってみるとこの1000パンプは役に立つ機会が多かったです。

1枚出せれば十分なので採用枚数は2枚にしています。

 

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シンプルな早出しメタです。

グリザイアはレベル1で出された2/2への対抗手段がほとんどないのでレベル1の早出しメタは入れておきたいですね。

レベル1が黄色中心なのでそれに合わせました。

枚数は1枚です。

 

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RRなのが驚きのカード。

私自身もよくネタにしますが、実際に使ってみると意外と強いカードなのです。

このデッキは黄色と緑が中心で、その色で手札交換ができるのがこのカードくらいなので多めに採用しています。

手札交換をするカードはレベル0に集中することが多く、舞台に出した場合は相手のキャラを倒せないことも多いですが、このカードは行きでパワー6000になるので、クライマックスを置いたり各種パンプも合わせれば倒せる範囲は結構多いです。

RR相当の能力かと言われればそれはちょっと微妙ですが、間違いなく強いカードだと思います。

こちらは3枚にしています。

 

レベル2

1枚

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美夏互換です。

助太刀を全く採用しないと相手に楽させてしまうのでとりあえず1枚だけ入れています。

完全に攻めしか考えないなら抜いてもいいかも。

 

レベル3

13枚

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もともと武蔵ショットがあったのに新弾追加された武蔵ショットです。

武蔵ショットが2種類あるタイトルもそうないのではないでしょうか?

CXコンボはいわゆるチノココバーンのようなもので、武蔵ショットと相性が良いです。

このデッキは枝を多く採用しているので、アタック前にコストが足りなくても補充することもできます。

Je vous suis attaché 由美子」とはどちらかのCXコンボしか使えないのですが、武蔵ショット自体はCXコンボではないので、前弾の時と同等の詰め性能は最低限保障されています。

実際使ってみるとなかなかの詰め性能です。

2面できれば大体勝てます。

枚数は3枚にしていますが、増やしてもいいかも。

 

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早出しとリアニメイトを持つカード。

早出しをしながら手札を増やし回復もできるので、やっていることはなかなか強いです。

コスト0以下のカードも出したいカードが多いので腐ることはあんまりないです。

ただ、早出しの段階で3ストック使うのが結構しんどくて、そんなにたくさん使うカードって感じでもないです(余裕があったら使うくらい)。

そのため1枚だけ入れています。

ここは要調整。

 

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4面早出し千鳥ヒールに暁が付いたカードです。

予想していたとおり、千鳥ヒールをするために手札を2枚控え室に置く必要があるのが結構きついです。

手札が弱いときはいいのですが、手札が整っているときに回復だけしたくてもいったん手札交換をしないといけないのがなかなかストレスです(ぶっちゃけ普通の千鳥ヒールでもよかった)。

ただ、グリザイアのプールでこのパワーでアタックできるキャラは貴重なので、このカード自体はかなり重宝します。

このデッキの回復枠でもあるので4枚にしています。

 

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ツインドライブとXルックを持ったカード。

レベル3の対応クライマックスを持ってくるのが役割です。

ツインドライブのコストは手札1枚なのでストックを増やすことができ、「歪な絆 雄二&一姫」のコストを準備するのにも使えます。

このデッキはレベル3まで手札ストックギリギリで走り抜ける戦い方なので、単純に手札を増やせること自体がありがたかったり。

使ってみると結構強かったので2枚にしています。

 

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光景互換のCXコンボです(サマポケもこのくらい強くしてほしかった)。

グリザイアには逆圧縮がなく、光景互換もこのCXコンボしかないので、相手の山札に干渉するためにはこのカードが必要になります。

しかし、光景互換は状況次第で強さが大きく変わる能力かつ対応クライマックスが門ということもあり、詰めをこのカードに依存するのは避けたいと思っていました。

そのため、「歪な絆 雄二&一姫」とその対応クライマックスも採用することで、状況に応じて詰めの手段を切り替えたり、門による事故を減らせるようにしました(実際はそんなに臨機応変にはできませんが…)。

実際に使うことはできなくても、採用しているだけで相手に光景互換をケアする行動を強要できるので、それだけでも意味はあると思います。

青のカードはかなり少なく、最悪このカード自体をレベル置き場に置くことも想定して3枚にしています。

 

クライマックス

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レベル1の対応クライマックスを4枚、レベル3の対応クライマックスをそれぞれ2枚ずつにしています。

門は大体2枚くらいがちょうどいいような感覚です。

 

このデッキの動き

このデッキは基本に忠実に動いていきます。

マリガンではレベル0と「煌めく海へ みちる」と対応CXを残して交換します。

レベル0帯で多めにアタックしておかないと後々苦しいので手札に来たレベル0は残しておきます。

 

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レベル0帯のキャラは基本的に全部アタッカーなので、引いたレベル0をひたすら投げつけていきます。

別れと約束 一姫」については返しのターンに3パンできる保証があればすぐ思い出に送ってもいいと思います。

できるだけ返しのターンに集中やフィレスができるくらいのストックは残しておきたいですね。

 

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レベル1帯は「煌めく海へ みちる」と「導き出した答え 雄二」でひたすらアタックしていきます。

そこそこパワーは出せるので、確実に相手のキャラは倒していくようにしましょう。

返しは「名実ともに天才 一姫」を使って手札を維持していきます。

名実ともに天才 一姫」は相手のリバース要求能力持ちに使うのが基本ですが、レベル1のキャラを回収する手段が結構少ないので、積極的に使っていっていいと思います。

相手に強力なキャラが出ることもありますが、早出しメタも積極的に使って処理していきます。

これ以降レベル3になるまではひたすら相手キャラを倒すのが中心となります。

 

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レベル2以降は早出しも解禁されるので、相手の早出し等にはこちらも早出しで対抗していきます。

とはいえ返しには倒されるくらいのパワーなので必ず出すカードというわけではありません。

楽園を目指す少女 由美子」の暁能力も使って各種レベル3を集めておきます。

最低限「歪な絆 雄二&一姫」を複数枚と「イルカと水着 蒔菜」を1枚くらいは集めておきたいです。

ストックは5枚以上、できれば7枚くらいあるとしっかり詰められます。

 

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レベル3は基本的に「歪な絆 雄二&一姫」を中心に詰めていきます。

相手の状況次第では「Je vous suis attaché 由美子」のCXコンボも狙えるようにしたいですね。

歪な絆 雄二&一姫」のCXコンボはコストが重い分、複数面発動できればかなりの詰め性能を誇るので、道中が多少劣勢ならひたすら「歪な絆 雄二&一姫」を多面することを目標にして動くことになります。

歪な絆 雄二&一姫」はアタックフェイズに入ったときに最低1ストックないとコストが足りなくなるので要注意です。

 

採用候補

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グリザイアのレベル0には優秀な集中が多いのですが、デッキ内にシステムカードが多い都合でできるだけパンプ能力のあるものを選びたいと思いました。

後列のパンプに依存せずに相手キャラを倒したり手札を維持できる場合はレベル0の集中を採用していいと思います。

 

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愛されメイド 幸」を使うデッキならレベル0のキャラを回収しやすいのでCX入れ替えなども機能しやすいですが、このデッキはひたすら手札にあるカードを出していくタイプのデッキなのでCX入れ替えのようなカードは採用しませんでした(使う余裕があまりない)。

 

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対応クライマックスも枝で「“ヤブイヌ小隊” ロビー」でサーチできることもありかなり使いやすいカードです。

しかし、4ルックでありながらリバースの必要があるところが気になったので今回は採用しませんでした。

グリザイアで相手のダイレクト枠を作るのはかなり難しく、電源デッキが相手だと手札を増やしにくくなるので、もし使うなら大活躍である「迷宮に咲く花 蒔菜」と組み合わせたいですね(実際一緒に使うと強かったです)。

 

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こちらも「“ヤブイヌ小隊” ロビー」でサーチできるので結構使いやすいと思います。

ただ、これを採用すると門の枚数がかなり多くなり、事故るのが怖かったので不採用にしました。

 

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ストック消費の激しいグリザイアにとってお手軽にストックを増やせる能力はありがたいです。

今回はサブアタッカーとしてフィレスを採用しましたが、こちらを採用してもいいかもしれません。

 

対戦動画

今回紹介したデッキを使った対戦動画をYouTubeに投稿しました!

ぜひ見てみてください!

(他のデッキも色々使ってます)

youtu.be

 

YouTubeチャンネルでヴァイスシュヴァルツに関するいろんな動画を投稿しています!

ぜひチャンネル登録をよろしくお願いします!

www.youtube.com

 

最後に

グリザイアはいろんな型を試しては組み替えるというのを繰り返しているので、なかなか記事にするタイミングがありませんでした。

今回紹介したデッキは枝を使ったデッキの中では結構お気に入りだったので、試してみてくれると嬉しいです。

他にも8枝とか、ブランエールの種を使った構築も色々試しているので、それも後で紹介したいと思います。

色々使っていて思ったのは、新弾のレベル3の詰め性能がかなり高いので、早いゲームを目指していけば光景互換はなくても大丈夫な感じがしました。

追加まではレベル3は由美子一択だったので構築の幅ができてよかったです。

 

今回紹介したデッキが何か参考になれば幸いです。

それでは!