【まとめ】Key 20th Anniversary リトバスのカードの所感
皆さんこんにちは!
ついに発売されましたブースターパック「Key 20th Anniversary」!
実に5つのタイトルを1つのブースターに集約したパックということで、なかなかユニークな収録内容となっていました。
今回はこのブースターに収録されたカードのうち、リトルバスターズのカードについての所感を書いていこうと思います。
リトルバスターズは私が最初に作ったタイトルで、ずっと使っているタイトルなので、追加は本当にうれしかったですね。
これは余談なのですが、リトルバスターズは発売された時期が古いのと、追加のほとんどがエクストラブースターだった影響で、R以上のカードに施されているキラキラの加工がなされたカードが存在していませんでした。
今回初めてキラキラ加工のカードが登場したのですが、逆に統一してほしかった気もしなくもないような…?
それではカードリスト順に見ていこうと思います!
リトルバスターズの所感
リトバスはタイトル内で統一された《特徴》がないため、アドバンテージを稼ぐCXコンボとしてこの効果が選ばれたのでしょう。
アタック時のパンプは自身以外にも振れるので、パンプを集約させてパワーの高いキャラも倒しにいけるのが便利です。
対応クライマックスがチョイスということで、自然とレベル1以上のキャラが採用されやすい構築になるため、このCXコンボの成功率も高いのではないかと思います。
総じてリトバスのレベル1のキャラの中ではかなり強力なカードだと思います。
リトバスはあまり強力な盤面を作るのが得意ではないので、相手のキャラを1枚どこでもバウンスできるのはかなりありがたいです。
デッキトップの操作もソウルを確定できるので非常に強力。
黄色が入るデッキなら確実に入れたいカードです。
ちなみに、この乙女達の安息シリーズのSR版のイラスト違いは国内版のみとなっています(海外は規制が厳しいので…)。
唯湖といえば相打ちのイメージなのは私だけ?
リトバスはあまり高いパワーを出せないので、相打ちで戦っていくのは理にかなっていると思います。
クライマックス交換により、必要なクライマックスを準備できるようになっているところも便利ですね。
かなり可能性を感じるカードのひとつ。
デッキを削りながら、ノーコストで手札が増やせる(しかも選べる)のはなかなかすごいです。
その代わり、この効果で手札を増やすことを中心に考える場合はデッキの構築がかなり縛られることになります(おそらく4色構築となりそう)。
デッキの色が多いと色事故が起こりやすいですが、クロック入れ替えの効果により事故の被害を抑えやすくなっています。
このカードを中心に考えるのもかなりありだと思います。
このブースターのリトバスのカードだけで1コストアンコールが3種類もあります。
「二人のベストプレイス 鈴」でストックを増やすことを考えた場合、そのストックを手札に還元する手段としてありだと思います。
しかし他の効果がないのが少し残念なところ…。
パワー最大11000の1コストアンコール持ち。
リトバスは《特徴》を参照できないためなかなか高いパワーを持つキャラを出せなかったのですが、相手の盤面依存とすることで、2/2の高パワーのキャラを出すことができました。
今までのリトバスのレベル2のキャラよりも明らかに強いので、電源デッキには是非とも入れたいカードですね。
待望の《動物》もサーチできるフィレスです。
《Anniversary》はもちろん、《動物》と特徴をもたないキャラ(理樹と恭介)もサーチできます。
逆に言うとこれまでのカードの中でサーチできないものもあるため、注意が必要です。
おまけでリバース時に手札に戻せる効果が付いていますが、フィレスにこの効果が付いているのは相性が良いです。
基本的にどのデッキにも入れられそうなカードですね。
集中はクライマックスを参照していないため、クライマックスがめくれなくても手札を増やすことができます。
しかし、集中の主な役割はデッキを削ることでもあるので、2枚までしかデッキを削れないのはあまり強くない気がします。
もともとリトバスは他にも優秀な集中がいるので、そちらの方が使われそうです。
個人的には、このような色の種類を参照するようなカードを出すのであれば、「木村 夏樹」のように複数の色を得られる理樹のカードを収録してほしかったですね(理樹はリトバスの中で唯一全ての色でカードが出ているキャラなのです)。
もともと3ルックを持っている早出しは「“約束のパートナー”沙耶」がいたのですが、佳奈多の名称で登場してくれたところに意味があります。
リトバスのはるかなデッキでは名称を参照することが多いので、集中などで早出しを安定して回収できるようになったのはかなりの強化です。
相手の起動パンプは相手の助太刀や相手の集中により発動し、回数制限がないので、見た目よりも高いパワーが出せると思います。
相手の行動に少し制限をかけている感じが佳奈多っぽいなあという感じ。
もともと早出しメタは「“リトルバスターズ”幼き日の恭介」という色を無視できる優秀なカードがありましたが、こちらは葉留佳の名称ということで、かなり回収がしやすくなりました。
早出しメタは出したい時だけ出したいものなので、サーチがしやすいというところはかなりありがたいと思います。
かなりの確率で実質ノーコストで登場できる応援ですね。
リトバスの後列はメインギミックになることが多いので、これを採用できる枠があるかな?というところ。
パワーが最大12000になりますが、それ以外特になにもないので正直あまり強くないと思います…。
ストブと1コストアンコールを持っているので、うまくいけば実質ノーコストで舞台に残ることができます。
しかしパワーが6000では行きに相手を倒したり、返しに助太刀で守るのもあやしいラインなので、正直使いづらい気はします。
《スポーツ》であるところを活かしたいですね。
リトバスでは貴重な回復とバーンを持ったカードです。
バーンは不確定ですが、対応クライマックスが扉ということで、かなりデッキの安定度を高められます。
はるかな以外のデッキなら採用しやすいと思います。
ちなみに、リトバスにはこれまで赤の回復キャラが存在していなかったので、これが最初の赤の回復キャラとなります。
ストックを使わず無条件で手札を捨てられるということで、リトバスでは非常にありがたいカードです。
少なくともレベル0は回収できるので、フィレスと組み合わせれば大体のカードは持ってこれます。
もともと「“幸せスパイラル”小毬」など、同じ効果を持ったカードはありましたが、葉留佳の名称ということで、はるかなデッキで回収しやすくなりました。
逆に言うとはるかなデッキ以外では特に使う必要性はなさそうです。
もともと早出しメタの助太刀はあったので、あまりこちらを積極的に使うことはなさそうです。
新婚アスナ互換ですね。
しかし《本》のデッキでない限りはあまり使われないような気がします。
現る互換ですね。
控え室のキャラは何でも回収できるので、これまでのカードとも組み合わせやすくなります。
パワー3500の中央移動ということで非常に強いです。
助太刀が使えませんが、もともとリトバスで助太刀は積極的に使わないのでそこは問題ないです。
イベントも使えなくなるので、終盤「さらば諭吉ぃっ!!」を使いたい時は要注意でうね。
このカードが入らない構築はほとんどないでしょう。
早出しの回復はもともと「“かわいいこいぬさん”クド」があったので、どちらを採用するかというところ。
早出しの条件である「なかなか懐かない子猫 鈴」は手札に戻る効果を持っているので早出しはしやすそうですね。
CXコンボは少なくともレベル1以下のキャラは回収でき、レベル3のキャラを回収するのは難しそうです。
回収対象も《Anniversary》以外なら理樹か恭介しか回収できないので少し使いづらそうな気がします。
対応クライマックスはリトルバスターズの中の最大のクライマックスですね(まさにクライマックスです)。
3ルックができる集中ということで、特徴がバラバラのリトバスでも色んなカードを回収できます。
イベントやクライマックスを回収できるという点を重視して使っていきたいです。
レベル0以下応援も個人的には結構強いと思っています。
できれば自身レスト集中の方が良かったですが、現時点でパワー500なのでこれが限界ということでしょう。
かなり可能性を感じるカードのひとつ。
トップチェックができるので、通常の集中と同じ確率で相手のキャラの除去ができます。
追加コストなしで除去ができるのは非常に強力です。
ひたすらこのカードを回収して除去しまくるのも面白そうです。
最後に
もともとリトルバスターズはヴァイスシュヴァルツで一番最初に登場したタイトルの1つで、当時はまだはっきりした方向性などもなかったと考えられるため、最近のタイトルのような安定感やシナジーがあまりありません(それが面白くもあるのですが)。
そのため、そんなリトルバスターズを強化するようなデザインのカードをデザインするのはかなり大変だったんじゃないかと思います。
そんな中で今回のカードは、かなり良い追加になっているのではないかなと思います。
既存のカードとも組み合わせられるようにデザインされているので、色んなデッキが考えられます。
この追加によってどんなデッキが登場するのかが非常に楽しみです。
私もいくつかデッキを作ります。
皆さんもぜひリトバスのデッキで遊んでみてください!
それでは!