【まとめ】ヴァイスシュヴァルツの互換まとめ
皆さまこんにちは!
ヴァイスシュヴァルツではよく「〇〇互換」という呼び名が使われます。
ヴァイスシュヴァルツはタイトルごとにデッキを構築するネオスタンダードというルールが主流のため、異なるタイトルでも名前や特徴のみ変えて同じ効果を持つカードが存在します。
それらのカードのことを、代表的なカードの名前を引用して「〇〇互換」と呼んだりします。
カードの効果を説明する時にも、お互いがその互換名を知っていれば説明がスムーズになります。
しかしこの「〇〇互換」は公式の呼び方ではなく、人によって解釈も異なることがあるため、使う際には注意が必要です。
今回はヴァイスシュヴァルツにおける「〇〇互換」についてまとめてみました。
おそらく人によって、「これは〇〇互換じゃなくて△△互換だろ」とか「他にも◇◇互換とかもあるよ」などあると思いますので、その際はコメントで教えていただけると嬉しいです。
- ヴァイスシュヴァルツ互換まとめ
- フィレス
- 教官アイン
- 収録中
- コンソール
- オカ研
- 黒子移動、純移動
- 拳移動、落下移動
- 忍者集中
- ショトカ、ショートカット
- 暁
- 私らしさリゼ
- 霞
- 初風
- 天城
- 中学生
- ジョー
- 新婚アスナ
- 非常招集
- オレンジビキニ
- 画伯
- リーダー美波
- 高松
- アクターレ
- 島風
- 修羅場
- 新田美波
- クリスタルソング
- ゆんゆん
- ガウル
- 邂逅
- 島風改
- いつものハルヒ、いつハル
- シャミセン
- コ拳(コけん)
- 歌歌
- 純潔、カメラ、ドラム缶
- オペトル、蔵
- 美夏
- 椎名
- 大正浪漫、素材採集
- ガッツンダー
- ランサー
- 真宵さん
- かけ仲
- 現る
- 光景
- 諭吉、ホラー、盾
- ジャックブラザーズ
- 榛名バーン
- 武蔵ショット
- 飛龍
- リームシアン
- トラハル
- 美希バーン
- 千鳥ヒール
- 最後に
ヴァイスシュヴァルツ互換まとめ
フィレス
【自】[①手札を1枚控え室に置く]このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の山札を見て《〇〇》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。
上記のような効果を持つカードをフィレス互換と呼んだりします。
任意の手札を控え室に送ることができ、デッキ内の任意のキャラを確定でサーチすることができます。
コストは1かかってしまいますが、手札を確定で好きなキャラに変換できるのは強力です。
どのタイトルにも大体収録されている印象です(たまに収録されないタイトルもありますが...)。
またこの効果はパワー査定が500下がるだけであるため、高いパワーを維持できることも強みです。
最近はこの効果に加え様々な効果を持つカードも登場しています。
この効果は朝礼互換と呼ばれることもあります。
しかし朝礼互換とは厳密に言うと、「サーチできるキャラが《音楽》のキャラで、パワー査定が1500ダウンとなっているもの」を指しています。
なぜ同じ能力なのにパワーが異なるのかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ヴァイスシュヴァルツにはスタンダードという、すべてのタイトルのカードを使用して対戦するフォーマットがあります。
あらゆるタイトルが使用可能のため、作品内の特徴が一致しているタイトル同士であれば組み合わせやすいです。
ヴァイスシュヴァルツでは特徴として《音楽》を持つキャラが多く、それをサーチできるカードもまた強力でした。
そのため、すべてのタイトルで見てサーチできる範囲の広い《音楽》サーチのフィレス互換はパワーを1500もダウンさせられていました(《魔法》なら1000ダウン、複数の特徴をサーチできればその特徴の数だけ500ダウンなどもありました)。
2017年にトライアルデッキ+が登場して以降は、この特徴によるパワー査定の差はなくなりました。
そのため、これより前にフィレス互換が出ていて、特徴によりパワーが下げられ、その後同じ効果で採録がない場合は損をしていることになりかもしれません(公式でもネオスタンダードがメインなのに特徴でパワーを変える必要があったのでしょうか?)。
教官アイン
【永】あなたのストックが2枚以下なら、このカードのパワーを+1500。
Phantomの「ツヴァイの教官アイン」です。
上記のような効果を持つカードを教官アイン互換と呼んだりします。
ストックの少ない序盤でパワーが大きく上昇します。
相手ターンでも高いパワーを維持できるため、相打ち以外には倒されにくく、場持ちも良いです。
しかし多くアタックしすぎるとストックが貯まりパワーが下がってしまうため注意が必要です。
最近はこの効果に加え、様々な効果を持ったカードも登場しています。
こちらのカードは教官アインの効果にフィレスの効果がついています。
どちらもパワー査定が500ダウンの効果のため、高いパワーを維持できるようになっています(ストックを消費できるのも相性が良いです)。
収録中
【自】[手札のクライマックスを1枚控え室に置く]このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の《〇〇》のキャラを1枚選び、手札に戻す。
上記のような効果を持つカードを収録中と呼んだりします。
手札に余ったクライマックスを控え室に置き、控え室の任意のキャラを手札に加えることができます。
コストがクライマックスに限定されていますが、ストックを消費せずにキャラを回収することができます。
ヴァイスシュヴァルツをプレイしていると、意図していなくてもクライマックスを引きすぎてしまうことがあります(宝を採用していればなおさらです)。
そういった状況で、クライマックスを山札に戻りやすくし、好きなキャラに変換してくれるこの効果は優秀です。
コンソール
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《〇〇》のキャラなら手札に加え、あなたは自分の手札を1枚選び、控え室に置く。(そうでないなら元に戻す)
ミルキィホームズの「コンソール操作 ネロ」です。
上記のような効果を持つカードをコンソールと呼んだりします。
自分のデッキの上のカードが指定された特徴のキャラなら、手札の好きなカードを控え室に送ることができます。
イベントやクライマックスが見えた場合には手札を捨てることができません。
この効果を集中と一緒に使用すれば、集中が当たる確率を高めることができます。
またドロー効果などと組み合わせることで、デッキの上にあるイベントやクライマックスを手札に加えることもできます。
オカ研
【自】[①あなたの山札の上から1枚をクロック置き場に置く]このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の山札を見てレベル1以下のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。
上記のような効果を持つカードをオカ研と呼んだりします。
手札を消費せずに、デッキから任意のキャラを手札に加えることができます。
序盤はクロックのコストを支払いやすいため、1コストだけで任意のキャラを手札に加えられるこの効果はとても強力です。
また、ヴァイスシュヴァルツには5止めというテクニックが存在します。
レベル0にて相手のダメージを5点に止めておくことで、相手がレベルアップすることを防ぎ、強力なレベル1のカードを使わせないようにするテクニックです。
このオカ研の効果では自分からダメージを受けることができるため、5止めをされた場合でもレベルアップすることができます。
最近は山札ではなく控え室から回収することでパワー査定を500ダウンとしているものや、効果の発動タイミングがリバース時や舞台から控え室に置かれた時のものが存在します(それらすべてをオカ研と呼ぶかは人によると思いますが...)。
上記の5止め回避のために使用することを考えれば、もとのオカ研互換の効果が最も使用しやすいと言えるでしょう。
黒子移動、純移動
【自】相手のアタックフェイズの初めに、あなたはこのカードを前列のキャラのいない枠に動かしてよい。
とあるの「お姉さまへの憧れ 黒子」です。
上記のような効果を持つカードを純移動あるいは黒子移動と呼んだりします。
無条件で前列の枠を移動することができるため、相手からリバースされにくく、生き残る確率が高いです。
以前までは限られたタイトルにしかありませんでしたが、トライアルデッキ+が出て以降はほとんどのタイトルに収録されるようになりました。
黒子もそうですが、スピードが早かったり、よく動き回るキャラにこの効果が与えられている印象があります。
拳移動、落下移動
【自】相手のアタックフェイズの初めに、あなたは自分の山札の上から1枚を、控え室に置いてよい。そのカードが《〇〇》のキャラなら、あなたはこのカードを前列のキャラのいない枠に動かしてよい。
上記のような効果を持つカードを拳移動あるいは落下移動と呼んだりします。
上の純移動とは異なり、デッキトップが指定した特徴のキャラでなければ移動できませんが、その代わり純移動よりもパワーが500高くなっています。
移動するキャラのパワーが高ければ相手のターンに生き残る確率が高まるため、パワーを求める場合はこちらの方が重宝します。
しかしデッキトップがイベントやクライマックスだと移動ができないため注意が必要です。
この効果でデッキトップを控え室に置くかは任意のため、デッキにクライマックスが多い場合はあえてデッキトップを控え室に置かないという選択もとることができます。
また純移動との違いとして、相手ターンにデッキトップを控え室に置くことで自分のデッキの枚数を調整することができます。
デッキにクライマックスが残っていない場合は積極的に発動するのが良いでしょう。
忍者集中
【起】集中[①このカードを【レスト】する]あなたは自分の山札の上から4枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは自分の控え室のキャラを1枚まで選び、手札に戻す。
上記のような効果を持つカードを忍者集中と呼んだりします。
このカード単体で集中を発動することができ、成功すれば控え室の任意のキャラを手札に加えることができます。
回収するカードに特に指定がないため、特徴がばらけているタイトルには収録されている印象です。
また後列に2面展開することで、毎ターン最大8枚のカードを山札から削ることができ、リフレッシュを早めることができます。
序盤は山札が厚いため、山札からサーチする集中が重宝しますが、対戦が進むと控え室に置かれたカードを再び回収したい状況も多くあるため、山札サーチと控え室回収のどちらが良いかはデッキ次第と言えるでしょう(それらを選択できるだけで恵まれていると思いますが...)。
ショトカ、ショートカット
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の《〇〇》のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1500。
アイドルマスターの「ショートカット あずさ」です。
上記のような効果を持つカードをショトカあるいはショートカットと呼んだりします。
自身を含めたキャラ1枚のパワーを1500アップすることができるため、どのような状況でも使いやすく、相手のキャラをリバースさせやすくなります。
あずささんのカードは他にも優秀なものが多く、この効果を「あずさ互換」と呼ぶことはあまりありません。
暁
【自】[手札を1枚控え室に置く]このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の山札を上から4枚まで見て、《〇〇》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、残りのカードを控え室に置く。
艦これの「冬のひととき 暁」です。
上記のような効果を持つカードを暁と呼んだりします。
手札に加えられるカードは、特徴以外にも色を指定している場合もあります。
この効果はとても強力で、1回の効果だけで様々な役割を果たしてくれます。
- 手札の不要なカードを必要なカードに変換できる可能性がある。
- どんな状況でも手札の任意のカードを控え室に置くことができる(クライマックスや何かで指定されているカードなど)。
- 山札を4枚削ることができるため、リフレッシュまでのスピードが早くなる。
- 見る枚数が任意のため、都合の良いデッキ枚数に調整することができる。
- デッキの底にあるクライマックスもリフレッシュ後の山札に戻すことができる。
純粋に「冬のひととき 暁」と同じレベルや条件で互換が登場しているのはアイドルマスターの「輝きの向こう側へ!あずさ」くらいのもので、それ以外のタイトルではカードの色を指定していたり、タイトル内でのマイナーな特徴を指定していたり、発動のタイミングが登場時ではなかったり、コストにできるカードを指定していたりします。
非常に強力な効果で、登場するのが早すぎたのではと感じますね。
一度この効果を使ったデッキを使用すると、やみつきになってしまうような魅力があると思います。
ちなみにこの効果の初出は「輝きの向こう側へ!あずさ」で、互換名は基本的に初出のカードを使用するものです。
しかし、「輝きあずさ互換」だと少し長かったり、「あずさ互換」だと「どのあずさだよ!」となることもあるので、あまり互換名としては使われていない印象です。
「冬のひととき 暁」はレアリティがUですが、収録されているブースターのカードの種類が多かったこともあり、同じブースターのRやRRのカードよりもシングル価格が高いことが多いです(なぜこの効果でUなのかは分かりませんが…)。
私らしさリゼ
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から3枚までを、公開してよい。1枚以上公開したなら、あなたはそれらのカードの《〇〇》のキャラを1枚まで選び、手札に加え、残りのカードを控え室に置き、自分の手札を1枚選び、控え室に置く。
上記のような効果を持つカードを私らしさリゼと呼んだりします。
暁と同様に、山札を削りつつ、手札交換を行うことができます。
暁との違いとしては以下の点があります。
- 見ることができる枚数が4枚から減って3枚。
- パワー査定が500ダウンのため、暁よりもパワーが500高い。
- 公開したカードを手札に加えてから手札から控え室に置くカードを選択できるため、もともとあった手札を捨てないという選択ができる。
- 手札を控え室に置くタイミングが暁と異なるため、リフレッシュしつつ手札のクライマックスを控え室に置くなどの行動ができない。
この効果の運用方法は暁に近いですが、効果の性質としてはコンソールに近いと言えます。
デッキのカードを1枚以上公開すると、手札を控え室に置く効果が強制となるため注意が必要です(回収できるカードがない場合、手札が1枚減ることとなります)。
この効果は暁互換が登場してからよく収録されるようになったため、暁互換の調整版として作られたような印象を受けました。
霞
【自】このカードのバトル相手が【リバース】した時、あなたは他の自分のキャラを1枚選び、【レスト】し、後列のキャラのいない枠に動かす。
艦これの「朝潮型駆逐艦10番艦 霞」です。
上記のような効果を持つカードを霞と呼んだりします(霞と香澄がいて少しややこしいですね...)。
この効果を持つとカードのパワーが1000下がりますが、発動に条件を付けたり、動かせるキャラの色や特徴を指定するとパワーは500下がるだけとなります。
最近のヴァイスシュヴァルツで多く使われている効果だと思います。
この効果を使用すると、集中や応援などの後列に置いておきたいカードをアタックさせつつ、相手ターンには後列に移動させ相手のアタックから守ることができます。
アタック回数を多くすることで、ストックを多く貯めたり、相手に多くダメージを与えることができます。
基本的にカードには前列向けの役割と後列向けの役割のどちらかを持たせていますが、後列向けの役割を持つカードに前列でも戦えるようにできるこの効果は非常に強力です。
またバトルに負けた自分のキャラをレスト状態に戻すことで、キャラを舞台にとどめることもできます。
この効果は相手ターンにも使用できるため、アタック順には注意が必要です。
この効果が出始めたころは発動条件が厳しかったり、移動できるキャラが限られていたりと、簡単に使うことはできない印象でした。
しかし最近は移動させるキャラの特徴を指定するだけのものが多く、それに加えてパワーを上昇させる効果を持つものも登場しています。
最近のネオスタンダードでは特徴指定はあってないようなものなので、この条件であれば積極的に採用したいですね。
余談ですが、後列の「ジェニスタ」等をうまく移動させれば、応援の効果を3面すべてに与えることができ、相手のキャラすべてを思い出送りにするということも可能です。
初風
【自】アタックフェイズ中、あなたか相手のキャラが、控え室から手札に戻った時、そのプレイヤーのキャラすべてに、そのターン中、ソウルを-3。
艦これの「陽炎型駆逐艦7番艦 初風」です。
上記のような効果を持つカードを初風と呼んだりします。
アタックフェイズ中に発動する効果のため、扉をトリガーすることによるキャラの回収や、CXコンボによるキャラの回収を妨害することができます。
キャラクターのソウルは、レベル1帯であれば2~3程度であるため、ソウルを3下げられるとほとんどダメージを与えることができなくなります。
この効果が登場するまでのヴァイスシュヴァルツは、とりあえず扉を採用しようと考えるほど扉が強力でした(ほかにキャラを回収する手段が乏しかったためだと思います)。
それらに対するメタカードとしてこの効果が作られたのだと思います。
自分が扉を採用しなければ、相手の扉を一方的に妨害することができます。
ソウルを減少させる以外にも相手の手札を捨てさせる効果を持つカードも存在します。
しかし、手札を捨てさせることは場合によっては相手にとってメリットになりうるため、ソウルを減少させる方が使いやすいと思います。
天城
【自】[①]あなたのクライマックスがクライマックス置き場に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の山札を上から4枚まで見て、《〇〇》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、残りのカードを控え室に置く。
艦これの「雲龍型正規空母2番艦 天城」です。
上記のような効果を持つカードを天城と呼んだりします。
1コストでほぼ確実に手札を増やすことができます。
またデッキを4枚まで削ることができるため、リフレッシュを早めたり、デッキの枚数調整にも役に立ちます。
クライマックスを置くことが条件のため、宝や門など、積極的にクライマックスを手札に加えられるカードと組み合わせたいですね。
またスタンバイを置いた際にこちらの効果から先に処理をすることで、控え室のカードを増やし、スタンバイで登場させるカードの選択肢を増やすことができます。
中学生
【自】[①このカードを控え室に置く]他のあなたの《〇〇》のキャラがフロントアタックされた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、そのキャラを手札に戻す。
上記のような効果を持つカードを中学生互換と呼んだりします(他にも中学生のキャラはいますが、互換で呼ぶ際はこの効果を示すことが多いです)。
他の自分のキャラをバトルから回避させることができます。
コストが1でキャラを手札に加えることができるため、とても効率が良いです。
またこの効果を複数面展開したり、後列に配置することで、任意の面のキャラを手札に戻すことができます。
これにより相手のリバース時に発動する効果を止めることができるので、非常に強力です。
発動タイミングがフロントアタックされた時のため、必ず相手に発動の有無を確認してからトリガーチェックをするようにしましょう(自分が使う場合も同様ですが)。
この効果の初出は「全力でフォロー直斗」だったと思います。
しかし目立って使用されるようになったのが中学生 忍野忍のため、こちらはあまり互換名としては使われていない印象です。
ペルソナは特徴がばらけているため特徴指定がありませんが、化物語では特徴を指定しパワーを上昇させています(さらに登場時パンプって強すぎじゃないですか?)。
ジョー
【自】相手のドローフェイズの初めに、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードのレベルが1以上なら、あなたはこのカードを手札に戻してよい。(クライマックスのレベルは0として扱う。公開したカードは元に戻す)
翠星のガルガンティアの「仕事中 ジョー」です。
上記のような効果を持つカードをジョー互換と呼んだりします。
相手ターンの初めに手札に戻ることで、相手によるリバースを防ぎ、手札を維持することができます。
デッキの構築にもよりますが、基本的にデッキの中のレベル1以上のカードは50%程度含まれているため、50%程度の確率で手札に戻ることができます。
この効果と拳移動を組み合わせると、デッキトップを確認しつつデッキトップを控え室に送るかどうかを選択できるため相性が良いです。
デッキトップの公開は強制で、手札に戻すかどうかは任意のため注意が必要です。
Summer Pocketsにジョー互換が収録されて以降、様々なタイトルに収録されるようになりました。
パワーパンプがついたものが多く、自分のターンに生き残りやすいため、かなり使いやすくなっています。
新婚アスナ
【永】応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+500。
【自】あなたのクライマックスがクライマックス置き場に置かれた時、あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。
SAOの「新婚生活 アスナ」です。
上記のような効果を持つカードを新婚あるいは新婚アスナと呼んだりします。
応援とクライマックスを置いたときのパワーパンプにより、キャラのパワーを大きく上昇させることができ、レベル1帯における相手のキャラのリバースに貢献します。
どのレベル帯においても不要な効果ではないため、後列キャラのとしては優秀であると思います。
トライアルデッキ+が登場して以降は、応援のパワー査定が変更となり、応援を持ったカードのパワーが高くなっています。
非常招集
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から2枚を、控え室に置く。それらのカードにクライマックスがあるなら、このカードを【レスト】する。
上記のような効果を持つカードを非常招集と呼んだりします。
この効果でクライマックスがあればレストしてしまい、アタックができなくなってしまいますが、序盤はクライマックスがめくれる確率も低く、山札も削ることができ、パワーが4000もあるのが良いところです。
昔はよく使われていましたが、安定性に欠けることと、この効果以外にも高いパワーを出せるカードが増えたことによりあまり採用されなくなりました。
オレンジビキニ
【永】あなたの手札が6枚以上なら、このカードのパワーを+1500。
上記のような効果を持つカードをオレンジビキニと呼んだりします。
手札枚数によりパワーパンプを得られますが、手札枚数を6枚以上に維持するのは結構大変なので、他の高パワーのレベル0のキャラと比較するとあまり採用されていない印象です。
最近はもともとのパワーを500下げることで、手札が5枚以上でオレンジビキニと同じパワーに達する効果も登場しています(“自由を掴むため”アルミンなど)。
画伯
【永】あなたのストックが2枚以下なら、このカードのレベルを+1し、パワーを+1000。
上記のような効果を持つカードを画伯と呼んだりします。
教官アインのパワーパンプを1000にする代わりにレベルが1上がります。
パワーパンプとレベル上昇を同時に行うことで、相打ちに対して強くなっています。
この効果はごちうさが初出ではないのですが、目立って使われていたのがココア画伯だったため、この効果は画伯と呼ばれています。
この画伯と“凛々しく”リゼとお茶目さん チノを配置すれば、画伯のパワーは4500となり、レベル0だとパワーを超えることも難しく、相打ちも効かないため、倒すのが困難でした。
そのため、ごちうさが環境に多かった時は、この画伯を倒すために登場時にパワーが4500まで到達するカードも多く使用されていました。
リーダー美波
【永】 このカードの下にマーカーがあるなら、このカードのレベルを+1し、パワーを+1500。
【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《〇〇》のキャラならこのカードの下にマーカーとして裏向きに置いてよい。(そうしないなら元に戻す)
デレマスの「シンデレラプロジェクトのリーダー 美波」です。
上記のような効果を持つカードをリーダー美波互換と呼んだりします(あんまり呼ばないかも?)。
画伯とは異なり、効果が成功すればストックが多くてもレベルパンプとパワーパンプが得られます。
デッキトップを1枚削るため、集中の成功率も高めることができます。
デッキトップをマーカーにする効果は任意のため、あえてマーカーにせずにデッキトップを確認するために使うということもできます。
高松
【自】[②] このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の《〇〇》のキャラを1枚選び、手札に戻す。
Angel Beats!の「着痩せするタイプ 高松」です。
上記のような効果を持つカードを高松と呼んだりします。
舞台から控え室に置かれた時の回収のため、自身も回収することができます。
コストはかかってしまいますが、手札を1枚増やすことができます。
最近はもっと少ないコストでキャラを増やすことができるようになったため、あまり採用されてはいない印象です。
アクターレ
【起】[あなたの《〇〇》のキャラを2枚【レスト】する] あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000。
ディスガイアの「第62代魔界大統領 アクターレ」です。
上記のような効果を持つカードをアクターレ互換と呼んだりします。
キャラを2枚レストする必要はありますが、パワーを2000上昇させることができます。
クライマックスフェイズのチェンジなどと組み合わせることで、無駄なく効果を発揮することができます。
最近は単体レストで1500パンプするキャラもいますが...。
島風
【自】【CXコンボ】このカードのバトル相手が【リバース】した時、あなたのクライマックス置き場に「△△」があるなら、あなたは自分の山札を見て《〇〇》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。
艦これの「島風型駆逐艦 島風」です。
上記のような効果を持つカードを島風互換と呼んだりします。
CXコンボにより、相手のキャラをリバースさせれば、コストを支払わずに山札のキャラを手札に加えることができます。
この効果により、レベル1帯にて大きなアドバンテージを得ることができます。
最近のヴァイスシュヴァルツではこの島風互換のようにレベル1にて大きなアドバンテージを得ることができるカードを中心にデッキが構築されることが多いです。
そのため、相手にこの効果を使わせないために、相手がレベル1になる前のターンでキャラを残さないようにしたり、先に自分がレベルアップして強力なキャラを配置しリバースできないようにするなどの対策が重要になります。
この効果が登場するまでは、CXコンボでもコストなしで手札を増やすことができるカードは少なかったです。
ストックを貯めつつ手札を増やせる島風互換の登場により、扉以外のクライマックスも採用しやすくなったと感じています。
修羅場
【自】【CXコンボ】このカードのバトル相手が【リバース】した時、あなたのクライマックス置き場に「△△」があるなら、あなたは自分の控え室のキャラを1枚選び、手札に戻してよい。
上記のような効果を持つカードを修羅場互換と呼んだりします。
島風互換の回収対象が控え室になったものです。
序盤は山札が厚いため、できるだけ山札からサーチを行いたいですが、修羅場互換には特徴指定がないという利点があります。
タイトルによっては強力なカードの特徴がうまくかみ合っていないこともあるため、こちらの効果が重宝することもあります。
また、助太刀を使いたい場合は控え室の方が都合が良いこともあります。
新田美波
【自】【CXコンボ】このカードのバトル相手が【リバース】した時、あなたのクライマックス置き場に「△△」があるなら、あなたは自分の山札を上から4枚まで見て、《〇〇》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、残りのカードを控え室に置き、自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000。
デレマスの「新田 美波」です。
上記のような効果を持つカードを新田美波互換と呼んだりします。
基本的にリフレッシュをしていない山札はクライマックスの比率が小さく、ダメージが通りやすいため、早くリフレッシュをしたいです。
このカードを複数展開できれば、デッキのカードを大量に削りつつ、手札を増やし、パワーパンプにより他のキャラのバトルの補助もすることができます。
1枚で多くの役割を果たしてくれるこの効果は非常に強力であると言えます。
しかし手札に加えられるカードは4枚の中からしか選べないため、島風互換とどちらが良いかは状況によるでしょう。
同様の効果を持つカードの中には、相手ターンの終了時までキャラのパワーを1000上昇させるものなども存在します。
クリスタルソング
【自】【CXコンボ】このカードがアタックした時、あなたのクライマックス置き場に「△△」があり、~~なら、あなたは自分の山札を上から4枚まで見て、《〇〇》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、残りのカードを控え室に置く。
バンドリの「"クリスタルソング"湊友希那」です。
上記のような効果を持つカードをクリスタルソングと呼んだりします。
新田美波互換と異なり、相手をリバースさせる以外の条件を付与することでアタック時にデッキを4枚削って手札を増やすことができますが、他のキャラのパワーを上げることはできません。
役割としては新田美波互換とほぼ同じだと思いますが、相手に依存せずに、自分の条件のみで発動させることができるのが優秀です。
発動させるためには条件があるため注意が必要です。
最近のトライアルデッキ+には収録されることが多いです。
いくら条件付きとはいえ、クライマックス込みでパワー7000になるのは強すぎではないでしょうか?
こちらは1コスト払っているのに...。
ゆんゆん
【自】【CXコンボ】このカードのバトル相手が【リバース】した時、あなたのクライマックス置場に「〇〇」があるなら、あなたは自分の山札の上から1枚までを、ストック置場に置き、自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードのレベルが1以上なら手札に加える。(クライマックスのレベルは0として扱う。そうでないなら元に戻す)
このすばの「“バニーガール”ゆんゆん」です。
上記のような効果を持つカードをゆんゆん互換と呼んだりします。
最近増えてきた効果で、ストックを増やしつつ、不確定ですが手札も増やすことができます。
手札に加えられるカードはレベルを指定しているだけなのでイベントも手札に加えることができます。
効果がうまく成功すれば非常に大きなアドバンテージを得ることができるため、とても強力な効果です。
ストック置き場に置かれるカードも不確定であり、手札に加わるカードも不確定のため、とにかくストックや手札が必要なデッキには重宝します。
このすばには1ストックで手札を増やすカードが存在するため、非常に相性が良いです。
ガウル
【永】他のあなたの《〇〇》のキャラ1枚につき、このカードのパワーを+500。
ドッグデイズの「ガウル・ガレット・デ・ロワ」です。
上記のような効果を持つカードをガウル互換と呼んだりします。
他のキャラ1枚につきパワーが上昇し、パワーが最大6500に達します。
以前まではレベル1でパワーの高いキャラは少なく、ガウル互換はデメリットが特にないためよく使われていました。
この効果に応援を加えた、7000~7500がレベル1帯のパワーラインの1つになっていました。
他のキャラが少ないと一気にパワーが下がるのが欠点です。
最近はもっと楽にパワーを出せるカードや強力な効果を持ったカードが増えたため、採用率は少なくなっています。
パワーパンプの条件軽すぎじゃないですか?
邂逅
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、そのターン中、このカードのパワーを+X。Xはあなたの《〇〇》 のキャラの枚数×500に等しい。
なのはの「屋上の邂逅 ヴィータ」です。
上記のような効果を持つカードを邂逅互換と呼んだりします。
登場時にパワーが最大7500に達します。
自分のターンのみですが、自身のパワーを大きく上昇することができるため、とにかく相手のキャラを倒したい時に重宝します。
癖がなく使いやすい効果のため、レベル1帯のサブアタッカーとしてよく採用されます。
もともとのパワーは5000あるため、助太刀があれば相手ターンでも意外と生き残ったりします。
島風改
【自】このカードがアタックした時、あなたの他の自分の《〇〇》のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+X。Xは他のあなたの《〇〇》のキャラの枚数×500に等しい。
艦これの「島風型駆逐艦 島風改」です。
上記のような効果を持つカードを島風改と呼んだりします。
アタック時の他のキャラ1枚のパワーを最大2000上昇させることができます。
パワーパンプの上昇値が大きいため、他のキャラのバトルの補助として優秀です。
ただしアタック順が固定されてしまうため注意が必要です。
初出のカード名を見ても、島風互換をサポートするためにデザインされた効果のように感じます。
いつものハルヒ、いつハル
【自】このカードとバトル中のキャラが【リバース】した時、あなたはこのカードを思い出にしてよい。そうしたら、次のあなたのドローフェイズの初めに、あなたは自分の思い出置き場の「〇〇」を1枚選び、舞台の好きな枠に置く。
上記のような効果を持つカードをいつものハルヒあるいはいつハルと呼んだりします。
一度思い出置き場に移動することで、相手ターンの相手キャラからのリバースを防ぐことができます。
アンコールステップに控え室に置かれる前に思い出置き場に移動するため、相打ちには強く出ることができます(ストック相打ち等にはやられてしまいますが...)。
レベル1以降でも、3面返しパワー5000以上の盤面を作ることは難しいため、この効果で空いたダイレクト面に置かれたパワーの低いキャラを倒し続けることで、かなり長い間生き残ることができます。
思い出置き場から戻ってくる効果は強制ですが、うっかり忘れてしまうこともあるため注意しましょう。
シャミセン
【自】あなたがこのカードの「助太刀」を使った時、あなたの《〇〇》のキャラが2枚以上なら、あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。
ハルヒの「魔法使い長門&シャミセン」です。
上記のような効果を持つカードをシャミセンと呼んだりします。
もともとある助太刀の1000パンプに加え、任意のキャラにさらに1000パンプできます。
バトル中のキャラを2000パンプしてもよし、他のキャラに振り分けてもよしと、とても便利な効果です。
ほとんどレベル1の2000助太刀の上位互換のようなカードですが、効果の発動に条件があるため注意が必要です。
SAOでは後列の効果も含めて、全体1000ずつパワーを振り分けられるのが非常に強いですね(条件軽くないですか?)。
コ拳(コけん)
【自】[①あなたの舞台のキャラを1枚控え室に置く]あなたがこのカードの「助太刀」を使った時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは相手の、レベルが相手のレベルより高いキャラを1枚選び、控え室に置き、相手は自分の控え室のレベル0以下のキャラを1枚まで選び、そのキャラがいた枠に置く。
ごちうさの「いっしょに行こう ココア」です。
上記のような効果を持つカードをコ拳と呼んだりします。
この名称は互換というよりはこのカードそのものの略称です。
1ストックと舞台の自分のキャラを1枚控え室に置くだけで、相手の早出しキャラを控え室のレベル0のキャラと入れ替えさせることができます。
早出しキャラのアタック中に発動させれば相手に再度レベル0のキャラでアタックされるため、相手のストックが増えてしまいますが、たった1ストックで早出しキャラを処理できるのは非常に強力です(レベル0のキャラにバトルで負けることもほとんどないですし)。
そのうえコストにより舞台の自分のキャラを控え室に置くため、相手のリバースが必要な効果を妨害することができます。
他のタイトルにもある助太刀だと、自分のキャラを控え室に置くことができるのはレベル2からであり、効果の発動にも3ストック程度かかります。
それをレベル1から、1ストックで行えるのは凄まじい強さです。
ごちうさを代表するカードの1つですが、制限改定により選抜に入りました。
もともとラブライブにも同じような効果はありました。
コストを2ストックから1ストックと自分のキャラを控え室に置くことにするとここまで凶悪なカードになるとは...。
歌歌
【カウンター】あなたは自分の《〇〇》のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+3500。
Angel Beats!の「歌いたかった歌」です。
上記のような効果を持つカードを歌歌互換と呼んだりします。
イベントのカウンターであり、特徴指定と1コストにより、レベル1からパワーを3500も上昇させることができます。
レベル1における助太刀の上昇値は1500~2000が普通のため、相手の意表を突くことができます。
ただしイベントカードのため、手札に加える手段が少ないことと、色発生が必要であることがデメリットです。
純潔、カメラ、ドラム缶
あなたは自分の山札を上から4枚まで見て、《〇〇》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、残りのカードを控え室に置く。
上記のような効果を持つカードを純潔、カメラ、ドラム缶と呼んだりします(私は純潔派です)。
コストを払わずにデッキを4枚まで削り、このイベントとキャラの交換ができます。
運用方法としては、ほとんど暁互換と同じと言えるでしょう。
暁互換とは異なりキャラを舞台に置く必要がないため、舞台のキャラのパワーを維持したままデッキを削ることができるのが利点です。
ただしイベントカードのため、手札に加える手段が少ないことと、色発生が必要であることがデメリットです。
手札に加える手段が少ない(大嘘)。
オペトル、蔵
集中 あなたは自分の山札の上から3枚をめくり、控え室に置く。あなたは自分の控え室のレベルX以下の《〇〇》のキャラを1枚選び、手札に戻す。Xはそれらのカードの《〇〇》のキャラの枚数に等しい。
Angel Beats!の「オペレーション・トルネード」です。
上記のような効果を持つカードをオペトルあるいは蔵と呼んだりします。
デッキからカードを削りつつ、控え室の任意のキャラを手札に加えることができます。
レベルの指定はありますが、純潔とは異なり控え室のすべてのキャラが選択できるのが非常に強いです。
この効果は集中のため、デッキの枚数が3枚以下であればめくったカードをリフレッシュ後の山札に戻せないため注意が必要です。
カードをばらまいてそのあと回収するところが原作再現っぽくて良いですね。
今は蔵と呼ばれることの方が多いでしょうね。
美夏
【自】[②あなたの舞台のキャラを1枚控え室に置く]あなたがこのカードの「助太刀」を使った時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは相手の、レベルが相手のレベルより高いキャラを1枚選び、控え室に置く。
D.C.の「帰ってきた笑顔 美夏」です。
上記のような効果を持つカードを美夏互換と呼んだりします。
アタックフェイズ中に相手の早出しキャラを舞台から控え室に送ることができます。
アタック中にアタックしているキャラが舞台から離れた場合、相手にダメージを与えることができなくなるため、相手のタイトルが美夏互換を所有しているかどうかは非常に重要な情報です。
相手が美夏互換を手札に持っている可能性がある場合は、早出しキャラで最初にアタックしたり、サイドアタックしたりするなどの対応が必要な場合があります。
またヴァイスシュヴァルツでは、効果を発動できる条件下でコストを支払うことができれば効果を発動することができます(特に何も起こらなくても発動できます。このような行動を空打ちと呼んだりします)。
美夏互換は自分の舞台のキャラを控え室に送ること自体がコストのため、相手にリバースさせられたくないキャラを自分から控え室に送り、リバース回避の手段としても使用することができます(むしろそちらがメインだったり?)。
美夏互換を所有しているタイトル相手だと、自分のリバース時の効果を妨害される可能性があることは考慮する必要があります。
一時期はこの美夏互換は様々なタイトルに収録されていましたが、ここ最近は美夏互換が収録されることも珍しくなりました。
コストとして舞台のキャラを控え室に置くことではなく、手札を控え室に置くことをコストとしているカードが増えました。
それらは早出しキャラに対するメタカードとしてしか使用できないため、美夏互換とはあまり呼ばれません(相手ターン中に自分のキャラを控え室に置くことができるのが美夏互換の特徴なので)。
椎名
【自】[②]あなたがこのカードの「助太刀」を使った時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室のカードすべてを、山札に戻し、その山札をシャッフルする。
Angel Beats!の「百人力の手練 椎名」です。
上記のような効果を持つカードを椎名互換、椎名拳と呼んだりします。
助太刀を使ったタイミングで疑似的にリフレッシュを行うことができます(カードの効果で控え室をすべて山札に戻すことを疑似リフと呼んだりします)。
カードの効果で控え室を山札に戻した場合、リフレッシュペナルティを受けることがないため、実質的に受けるダメージを軽減することができます。
山札にクライマックスがない場合に発動させれば、デッキの中にクライマックスを戻すことができるため、キャンセル率を高めることができます。
助太刀のコストと合わせて計3コストを要求するため、リフレッシュ後の山札が厚くなることも考えられますが、前のターンでトリガーしたクライマックスもすべて山札に戻すこともできるため、一概に3コストが良くないとは言えないでしょう。
椎名互換を所有しているタイトルを相手にする場合、ダメージが確定している山札にクライマックスを戻される可能性があるため、ダイレクトアタックやサイドアタックなどで相手に助太刀を打たせないようにする対応が必要となる場合があります。
大正浪漫、素材採集
【自】あなたがこのカードの「助太刀」を使った時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《〇〇》のキャラなら手札に加え、あなたは自分の手札を1枚選び、控え室に置く。(そうでないなら元に戻す)
初音ミクの「MEIKO"大正浪漫"」です。
上記のような効果を持つカードを大正浪漫あるいは素材採集と呼んだりします。
助太刀を使ったタイミングでコンソール互換のような効果を使用することができます。
デッキトップのキャラを1枚削ることができるため、ダメージチェックでクライマックスをめくる確率を高めることができます。
またアタックフェイズ中に手札を控え室に置くことができるため、手札に残ったクライマックス等を控え室に置く手段として使うことができます。
追加でコストを支払わずにパワーパンプと防御を行うことができるため、癖がなく使いやすい効果であると言えるでしょう。
ガッツンダー
【自】このカードがアタックした時、このカードの正面のキャラのレベルが3以上なら、そのターン中、このカードのパワーを+6000。
上記のような効果を持つカードをガッツンダーと呼んだりします。
レベル3のキャラに対して13500という高いパワーでアタックすることができるため、ほとんどのレベル3のキャラを倒すことができます。
早出しのキャラなどは早めに倒してしまいたいことが多いため、早出しのキャラに対するメタカードとして採用されることが多いです。
相手のターンでもパワーが7500はあるため、レベル1のキャラには倒されることも少なく、生き残ることも多いです。
比較的軽いコストで早出しキャラを倒すことができるため、早出しキャラのないタイトルでは多く採用されることがあります。
似たような効果として、パワーパンプを4000とする代わりにソウルが1上がるものや、パワーパンプを4500とする代わりにリバースした相手のキャラをデッキの下に置く効果をもつものもあります。
この効果の互換名のもととなっているのはデュエルマスターズの砕神兵ガッツンダーです。
このカードは2マナでパワー1000と低いものの、パワーの高いクリーチャーにアタックする時のみパワーが大きく上昇します(しかもアンタップ状態のクリーチャーにもアタックできます)。
この自分より強い相手に対してアタックする時に大きくパワーが上昇する効果が似ていることから、上記の効果をガッツンダーと呼ぶようになったのではないかと言われています。
ヴァイスシュヴァルツプレイヤーの間で砕神兵ガッツンダーの認知度がかなり高かったということでしょうか(私もこのカードは印象に残っていました)。
ランサー
【自】このカードが【リバース】した時、このカードのバトル相手のレベルが相手のレベルより高いなら、あなたは相手のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。そうしたら、あなたはそのキャラをクロック置き場に置く。
Fateの「"刺し穿つ死棘の槍"ランサー」です。
上記のような効果を持つカードをランサー互換と呼んだりします。
相手の早出しキャラをクロック置き場に送ることができます(クロックは増えません)。
バトルでリバースさせた場合とは異なり、控え室に置かれずにクロック置き場に置かれるため、早出しキャラのアンコールを妨害することができます。
ただし相手のクロック置き場にカードがない場合や、ダメージを与えた結果相手がレベルアップした場合、効果が不発となってしまうため注意が必要です。
ただではやられず、相手の強力なキャラを道連れにするのがランサーっぽくて良いですね。
真宵さん
【自】このカードが【リバース】した時、このカードのバトル相手のレベルが相手のレベルより高いなら、あなたはそのキャラをストック置き場に置いてよい。そうしたら、あなたは相手のストックの下から1枚を、控え室に置く。
上記のような効果を持つカードを真宵さん互換と呼んだりします。
上のランサーのストック版です。
相手キャラを一度ストックに置いてからストックを控え室に置くため、レベル以外の要素で不発となることがないのが利点です。
そのため、色の関係はありますが、相手の早出しキャラに対応する場合は真宵さん互換を採用する方が安定するでしょう。
かけ仲
あなたは自分の控え室のキャラを2枚まで選び、手札に戻す。
上記のような効果を持つカードをかけ仲と呼んだりします。
このイベント1枚で控え室の任意のキャラを2枚手札に加えられるため、手札を1枚増やすことができます。
また回収できるキャラに指定がないため、特徴がばらけているタイトルでは重宝します。
レベル2以降で確実に回収したいキャラがいたり、コストが貯まりやすく、とにかくキャラをかき集めたい場合に採用されることがあります。
このカードとかですね。
現る
あなたは自分の控え室のキャラを2枚まで選び、手札に戻し、自分の手札を1枚選び、控え室に置く。
上記のような効果を持つカードを現る互換と呼んだりします。
かけ仲互換よりコストが1少なくなった代わりに、手札を1枚控え室に置く必要があります。
しかし手札を控え室に置くことは必ずしもデメリットではなく、手札から控え室に置きたいカードを控え室に送ることができます。
コストも減って、よりフットワークの軽い効果になっています。
光景
相手のストックすべてを、控え室に置き、相手は自分の山札の上から同じ枚数をストック置き場に置く。
上記のような効果を持つカードを光景と呼んだりします。
一見するとこちらの手札とストックを消費した割に相手に何も損害を与えられていない効果のように見えます(状況によっては使わない方が良かったということもしばしばあります)。
しかし、相手のストックが大量にある場合だと状況が変わってきます。
この効果で相手のストックが一度控え室に置かれるため、この効果でリフレッシュまで到達すれば、リフレッシュ後の相手の山札を厚くすることができます。
相手の控え室にクライマックスがなく、相手のストックの数が相手の山札以上であれば、この効果の使用後相手の山札にクライマックスがなくなり、すべてのダメージが通るようになります。
ヴァイスシュヴァルツにおいて受けるダメージを少なくするために山札のクライマックスの比率を高めることは基本的なテクニックです(このことをよく圧縮と呼びます)。
これを徹底的に行えば、アタックによるダメージをほぼ受けないようにすることも可能です。
この超圧縮に対して、通常のアタックのみであれば成す術がないのですが、光景を発動できれば、一気に大ダメージを与えるチャンスとなります。
相手のタイトルが光景を所有しているかどうかで、ストックや山札の管理の仕方が異なってくるため、相手のタイトルに光景があるかどうかは必ず知っておきたいところです。
なぜバンドリにも与えてしまったのか...。
諭吉、ホラー、盾
【カウンター】あなたはバトル中のキャラを1枚選び、そのターン中、次の能力を与える。「【永】このカードはプレイヤーにダメージを与えることができない。」
上記のような効果を持つカードを諭吉あるいはホラーと呼んだりします。
バトル中の相手キャラからのダメージをすべて無効にすることができます。
通常のアタックによるダメージだけでなく、ダメージがキャンセルされた時に発動するバーンや、相手をリバースした時に与えるバーン、再スタンドによるアタックのダメージも無効にすることができます。
アタックを3回するだけでこの効果を発動するだけのコストを用意することができるため、防御カードとして非常に優秀であると言えます。
ただし相手が選択できないキャラ(アンタッチャブルと呼んだりします)であったり、カウンターステップより前のダメージは無効にすることができないため注意が必要です。
ジャックブラザーズ
【カウンター】あなたは相手のキャラを1枚選び、【レスト】する。
ペルソナの「ジャックブラザーズ」です。
上記のような効果を持つカードをジャックブラザーズと呼んだりします。
カウンターステップに相手のキャラをレストさせることができます。
相手のキャラをレストさせれば、そもそもアタックすることができず、自分のキャラも倒されず、相手のストックも貯まらないため、とても強力な効果です。
こちらも諭吉と同様、選択できないキャラには無力で、アタック中のキャラのダメージは止められないので注意が必要です。
もともとコストが4でしたが、レベルを上げることでコストが3になり、とても使いやすくなりました。
榛名バーン
【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《〇〇》のキャラなら、あなたは相手に1ダメージを与えてよい。(ダメージキャンセルは発生する。公開したカードは元に戻す)
艦これの「金剛型戦艦3番艦 榛名」です。
上記のような効果を榛名バーンと呼んだりします。
アタック以外の手段で、ノーコストで1点ダメージを与えることができるのが強力です。
公開したカードは元に戻すため、一度成功すれば複数回のダメージも狙うことができます。
逆に失敗すると何も起こらなくなってしまうため、デッキトップを確認できるカードと組み合わせたいところです。
【自】[①]あなたのアンコールステップの始めに、他のあなたの前列の【レスト】しているキャラがいないなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードを【レスト】する。
ちなみに上記の効果も榛名が初出です。
通常はアンコールに3コスト必要ですが、1コストでアンコールのようなことができるため、非常にコストが安いです。
この効果は1コストアンコールと呼んだりします。
この効果は榛名の史実の再現ですね。
武蔵ショット
【自】この能力は1ターンにつき1回まで発動する。このカードが手札から舞台に置かれたターン中、このカードが与えたダメージがキャンセルされた時、あなたは自分の山札の上から1枚を、控え室に置き、相手にXダメージを与える。Xはそのカードのレベル+1に等しい。(クライマックスのレベルは0として扱う。ダメージキャンセルは発生する)
艦これの「大和型戦艦2番艦 武蔵」です。
上記のような効果を武蔵ショットと呼んだりします(ダメージキャンセル時に発生するバーンをショットと呼んだりします)。
これまでのショットは1点ダメージがほとんどでしたが、武蔵ショットは最低1点で、最大4点までのダメージを見込めます。
効果の発動にストックや手札が不要で、大きなダメージを見込めるこの効果は強力です。
飛龍
【自】相手のドローフェイズの初めに、前列にこのカードがいるなら、あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+4000。
艦これの「飛龍型正規空母 飛龍改二」です。
上記のような効果を持つカードを飛龍と呼んだりします。
基本的に飛龍はレベル3で早出しの効果を持っています。
相手ターンに圧倒的なパワーを出すことができるため、生き残る可能性が高いです。
飛龍が登場すれば、ほぼダイレクト面が空くため、助太刀による妨害も防ぐことができます。
自身だけでなく他の自分のキャラにもパワーを与えられるため、複数面を一気に強くすることもできます。
強力な効果ですが、最近は上で紹介したランサー互換や真宵さん互換がほとんどのデッキに搭載されているため、活躍させるのが難しくなっています。
リームシアン
【永】 あなたの控え室のクライマックスが6枚以上なら、あなたの手札のこのカードのレベルを-1。
シャイニングシリーズの「リームシアン・ラ・ヴァース」です。
上記のような効果を持つカードをリームシアンと呼んだりします。
自分の控え室のクライマックスが6枚以上なら早出しすることができますが、控え室のクライマックスが6枚以上あるということは、リフレッシュが近いということでもあります。
リフレッシュ前にストックを消費して回復までしてしまうと、デッキの圧縮率が下がってしまいます。
しかしその代わりに強力なレベル3のキャラを早出しできるため、この効果はトレードオフの関係にあると言えるでしょう。
以前まではリームシアンや山札が5枚以下の時の早出しなど、早出しをする際に相応のリスクを持ったカードがほとんどでした。
しかし控え室のクライマックスが2枚以下での早出しという効果が登場し、リームシアン互換はあまり収録されなくなりました(バンドリに久々に収録されました)。
控え2枚以下という条件は、レベル1でリフレッシュした後の圧縮率の高い山札を作った後の自分のターンに達成することが容易なため、山札の圧縮率を下げることなく強力なキャラを早出しできます。
正直言って2枚以下の条件の方が使いやすいため、6枚以上の条件を持つキャラよりもやや弱めにするなどの調整をしても良かったのでは?と思ったりします。
トラハル
【自】【CXコンボ】このカードがアタックした時、クライマックス置き場に「〇〇」があるなら、あなたは相手に1ダメージを与えてよい。(ダメージキャンセルは発生する)
ハルヒの「トラブルガール ハルヒ」です。
上記のような効果をトラハルと呼んだりします。
CXコンボにより、ノーコストで1点ダメージを与えることができます。
3面展開できれば、ストックが無い状況でも1点からの3点を3回与えることができ、単純ながら強力な詰め能力です。
ちなみにトラブルガールも「ルガール」のため、上のカードでパワーを上げることができます(他にもパワフルガール、ミラクルガールなど...)。
美希バーン
【自】このカードがアタックした時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《〇〇》のキャラなら、相手にXダメージを与える。Xはそのキャラのレベルに等しい。(ダメージキャンセルは発生する。公開したカードは元に戻す)
アイドルマスターの「輝きの向こう側へ! 美希」です。
上記のような効果を美希バーンと呼んだりします。
デッキトップがレベル1以上のキャラであれば、ノーコストで相手にダメージを与えることができます。
ダメージを与えられる確率は榛名バーンの方が高いかもしれませんが、美希バーンは2点以上も与えることができ、舞台に残っている限り、何度も発動することができるためとても強力です。
そのためか、美希バーンをもつキャラは、生き残りやすくなるような追加効果を持っていることが多いです。
うまく効果を成功させるためには、トップチェックと組み合わせたり、アタック順を考慮する必要があります。
この効果、レベル2から使っちゃっていいんですか?
千鳥ヒール
【自】[手札を1枚控え室に置く] このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分のクロックの上から1枚を、ストック置場に置く。
上記のような効果を持つカードを千鳥ヒールと呼んだりします。
通常の回復効果と異なり手札を1枚控え室に置く代わりに、ストックを貯めることができます。
そのため、手札さえあれば4ストックで3点回復しつつレベル3を3枚展開することもできます。
終盤ではストックの枚数はとても重要になるため、1コストだけで回復しつつレベル3のキャラを出すことができるのは非常に強力です。
また、この効果はクロック置き場のカードを控え室に置いていないため、各種回復メタの影響を受けません。
出た当初はキズナイーバーにしかありませんでしたが、最近は大体のタイトルに収録されるようになりました。
最後に
とても長くなってしまいましたが、もし最後まで読んでくれた方がいたらありがとうございます。
参考程度にしていただけると幸いです。
互換をまとめると、艦これのカードの互換が多いと感じます。
強力な効果だから互換も作られやすく、艦これが発売された時期から強力な効果が増えたと言えますね。
それでは!