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【雑記】レベル1のCXコンボのインフレを感じるなあという話

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皆さんこんにちは!

 

今回は最近のレベル1帯あたりについての話です。

 

大体のデッキでレベル1のCXコンボを採用していると思いますが、レベル1のカードは基本的に登場にストックが不要かつ、レベル0よりも強力な効果が与えられ、パワーもかなり高くなる(一時的にはレベル3のキャラを超えることもある)ので、レベル1のキャラを中心にしていくのは自然な流れなのかなと思います。

レベル2帯は早出しが多いので、レベル2のキャラのCXコンボは中心にしづらいというのもありますね。

 

ヴァイスシュヴァルツのレベル1のCXコンボといえば、一番最初に思いつくのはやっぱり島風互換かなーと思います。

 

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島風互換とは、艦これの「島風型駆逐艦 島風」がもとになっていて、CXコンボで相手のキャラをリバースさせた時に山札からキャラをサーチできる効果を持つカードのことを言います。

 

このカードが登場した2014年ごろは、忍者集中やオカ研などの強力な互換カードがどのタイトルにもあったわけではなく、レベル1のCXコンボも簡単に手札が増えるものは少なく、あったとしても何かしら縛りがあったりストックが必要だったりしました。

 

そんな中で登場したこの島風の効果はかなり強力で、今後あらゆるタイトルに互換カードが収録されることになります。

 

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島風型駆逐艦 島風」は対応クライマックスがキャントリでしたが、それ以降登場した島風互換では対応クライマックスが1000/1(宝や本など)になったり、CXコンボでのサーチ以外にも追加効果が付くようになりました。

より複数面並べた時のアドバンテージが大きくなっていますね。

 

レベル1帯での動きをCXコンボに依存しすぎると、それが成功しなかった時にかなり弱い動きになってしまうという側面がありましたが、もともとパワーが高いカードが増えたことでそのような事故も回避しやすくなりました(逆にバニラを使う理由があまりなくなりましたね…)。

 

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島風の対策としてはパワーの高いキャラを並べるかキャラを残さないかというものがありましたが、新たに「“背負った宿命”エレン」というカードが登場しました。

フロントアタックされれば手札に戻すことができるという効果により、確実に相手によるリバースを防ぐことができます。

相手のレベル1帯が島風互換に依存していた場合は、一方的に有利な状況を作りやすくなります。

 

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2017年から2018年ごろからレベル1のCXコンボで1枚以上のアドバンテージを得られるものや、相手キャラのリバースが不要で手札を増やせるCXコンボを持つカードが増えてきました。

強力な島風互換を並べて一気にアドバンテージを得るか、相手に依存せずに安定してアドバンテージを得るかという感じですね。

 

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そしてここ最近ですが、レベル1帯でよく採用されるカードはだいたい以下の3種類なのかなと感じています。

 

  • 1/1のキャラを展開して、パワーで蓋をする。
  • 相手のリバースを妨害するCXコンボで手札を維持する。
  • 相手の盤面に依存しないCXコンボで手札を維持する。

 

いずれの場合も相手に依存する要素が少ないので、安定してアドバンテージを得やすくなっていますね。

しかも上の2つは島風互換に対してかなり有利に立ち回ることができ、そのうえその動きができるタイトルの使用率は結構高いので、レベル1帯が島風互換のCXコンボを前提としたデッキだと不利になることが多い印象です。

 

そのため、1/1のキャラも使わずリバースメタのキャラも使わないのであれば、相手のリバースが不要で手札を増やせるキャラを使って、多少盤面で負けても手札を維持していくというデッキが多いですね。

 

というよりは、最近のブースターに収録されるカードが上の3つのどれかであることが増えて、島風互換しかアドバンテージを稼げないようなタイトルが辛くなっているという感じでしょう。

 

島風互換が最初に登場したときは、こんな簡単に手札が増やせるなんて!と感動したものですが、時代の流れは恐ろしく、パワーも効果ももっと強いカードがばんばん出る時代になりました。

 

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最近発売したデート・ア・ライブでは、相手依存しない手札の増えるCXコンボの先駆けとも思える「“タイムマシン”初音ミク」の互換カードが、対応クライマックスを宝にして登場しました。

基本的に失敗せず、確実に手札を維持できるCXコンボの対応クライマックスに宝が与えられるということで、鬼に金棒みたいな感じになってます。

 

多く使われるかどうかは分かりませんが、手札を簡単に増やせるCXコンボの対応クライマックスが宝で登場し始めたことが一番インフレを感じるかもしれません。

 

最後に

今後登場するタイトルは基本的にリバース不要のCXコンボで手札を増やしていくことになるのでしょう。

とはいえ島風互換の効果が弱いわけではないので、島風互換を使うなら効果を成功させるためのプレイングを練習するか、効果を成功できなくてもうまく戦っていけるような構築にすることが必要になってきますね。

 

最近は少し古い作品も参戦するようになってきているので、放送当時に参戦するよりも今参戦したほうが強力なカードが与えられるかもなので、逆に当時参戦してなくてよかったなーとか思えるかも?

 

それでは!