【大会レポ】WGP2019金沢
皆さんこんにちは！
先日開催されたWGP金沢に参加してきましたので、そのレポートです。
ネオスタンダード
使用デッキ：門電源レヴュー
前回紹介した門電源レヴューのデッキを使用しました。
一部微妙に変わっているところもありますが、コンセプトは大体同じです。
2勝できたらネオスタンダードでもいいかなーぐらいの気持ちで参加しました。
予選
1回戦
相手：8宝Fate
先攻後攻：先攻
勝敗：勝ち
最近多くの大会で入賞している8宝のFateですね。
宝と扉にしている方もおられます。
こちらの先攻で「“大地の神”鶴姫 やちよ」が引けていたので、とりあえずレベル0は大丈夫だろうという感じでスタートしました。
相手の方は「共に戦う覚悟 士郎」と「託された弓兵の腕 士郎」は舞台に出ていたものの、それ以外にキャラがほとんど展開されず、レベル0帯はほぼ「“大地の神”鶴姫 やちよ」だけで戦えました。
それ以降は電源で高コストキャラを展開し、相手に倒せるキャラがいなかったのか、キャラを残したまま試合を進めることができました。
途中クライマックスが手札と控え室に落ちすぎて山札の状況が悪くなったときもあったのですが、うまくキャンセルしてくれたり、「“ベル”夢大路 栞」と集中で山札を削ったりして何とか危機を回避できました。
やはり任意のタイミングで5枚山札を削ることができるのは優秀であると思いましたね。
相手の山札は結構薄かったのですが、レベル2からダメージが通ってそのまま勝ちとなりました。
2回戦
相手：扉ストブこのすば
先攻後攻：後攻
勝敗：負け
初手で「急接近 華恋＆まひる」と電源が引けていたのでとりあえずそれを展開して「“バニーガール”ゆんゆん」の効果をあまり使わせないように意識しました。
「“バニーガール”ゆんゆん」はクライマックス込みでパワー7000なので、パワー7500のキャラを展開しておけばかなり安心です。
しかしこの試合は最初のアタックでクライマックスをトリガーすることが多く、あまり山札にクライマックスを戻すことができませんでした。
電源が戻らなかったので「“銃士ポルトス”露崎 まひる」を早期に展開できず、ダメージを多く受けてしまい、せっかく出した後で「めぐみん」に破壊されそのまま負けとなりました。
「“銃士ポルトス”露崎 まひる」が早くに展開できることが重要なので、枚数を増やしてもいいと思いましたね。
タイトルカップ
使用デッキ：宝扉ジョジョ
これまでのタイトルカップでもそうだったのですが、ほとんどの方が「偉大なる教え ペッシ＆B・B」を使用しています。
というのも、このCXコンボはストックと手札が増える強力な物であり、対応クライマックスが宝で使いやすいことや、「覚悟の重み プロシュート＆T・G・D」とクライマックスを共有しているということもあり、メリットがとても多いです。
他のレベル1のキャラで「偉大なる教え ペッシ＆B・B」よりもアドバンテージを稼げるカードや、これの対策となるキャラがあまりいないので、ほとんどの方が「偉大なる教え ペッシ＆B・B」を使用しているのだと思います。
もう1つのクライマックスは初めは風にしていたのですが、タイトルカップ内だとあまり風を必要とする場面がなかったため、安定度の高い扉を選択しました。
1回戦
相手：風門ジョジョ
先攻後攻：後攻
勝敗：負け
初手で「偉大なる教え プロシュート」と「マンモーニ ペッシ＆B・B」が引けていたので、レベル1のパワーラインはとりあえず大丈夫かなと思いました。
レベル0が多く引けていて、あまり自分のキャラも倒されなかったので積極的に攻めていったのですが、うまくキャンセルされてそこまでダメージは与えられませんでした。
相手のレベル1は「不壊の軟性 S・G」で、そのままだと超えられないラインですが、「偉大なる教え プロシュート」が最初に思い出に行ってくれたおかげでクライマックス込みで超えられるパワーラインを作ることができました。
しかしこの試合相手のダメージがほとんど通らず、あと一歩のところまで行きましたが、返しで負けてしまいました。
金沢大会ということもあり参加者も少なかったのでここの機会を活かしたかったのですが、しょうがなかったですね・・・。
このあとフリーをやって帰ろうと思っていましたが、会場の知り合いの方が親切にデッキを貸して下さり、ユニットカップに参加することになりました（本当にありがとうございました）。
ユニットカップ
使用デッキ：風電源ギルキス
実は私はユニットカップどころか、ラブライブサンシャイン自体を使用したことがなかったため、まずは試合開始までデッキ内容の把握とユニットカップのプールの勉強からでした。
Guilty Kissのユニットカップということで、使用できるカードはラブライブサンシャインの「善子」、「梨子」、「鞠莉」のみということで、タイトルカップよりも狭いプールかと思いきや、結構ブースターも出ているのでカードの種類は多いです。
ショップ大会などでは対戦したことがあったので、基本的にはその時と同じ風門のデッキなのかと思っていたのですが、貸してもらったデッキは風電源デッキでした。
「“みんなへのラブ♡”小原 鞠莉」を主軸として戦う場合、相手をリバースしつつ、自身が舞台に残る必要があります。
上手く決まれば強力なのですが、同じユニット内でそれを妨害できるカードが結構あります。
まずはこちらですが、自分のターンはパワー6000となり、相手ターンは相打ちとなるカードです。
Guilty Kissのレベル1は相手ターンも高いパワーを維持できるキャラがほとんどいないので、パワー6000もあれば大体倒せます。
そして返しは相打ちなので、「“みんなへのラブ♡”小原 鞠莉」でリバースされたとしても相打ちとなるので効果を使えなくなります。
非常に強力なカードですね・・・。
こちらは正面が0コストキャラならリバースしなくなるカードです。
こちらはそもそもリバースされないので、一度出せばかなり舞台に残ってくれます。
このように「“みんなへのラブ♡”小原 鞠莉」よりはそれをメタる構築の方が安定して戦うことができるということで、風電源デッキのようです（ほとんど受け売りなうえ、にわかなので変なこと言ってたらごめんなさい）。
またGuilty Kissの後列は基本的には「 “大好きな歌”桜内 梨子」を置いて、共鳴で山札削りと手札増強を行います。
しかし同じユニット内にそれを妨害する「善子の影響 桜内 梨子」があります。
山札が厚いときや手札が少ないときにこれでスタンドを封じられると、大きな痛手を負うため、共鳴を使うときには注意が必要です。
また、Guilty Kissにはカウンターで使える防御札はほとんどなく、相手ターンにできることは普通の助太刀くらいで、キャンセル率を変えることができません。
しかし、Guilty Kissのレベル3のキャラは「“あなたへの手紙”津島 善子」や「“未熟DREAMER”桜内 梨子」などとても殺傷能力が高く、ノーガードで耐えるのは困難です。
そのため、うかつにアタックして先に相手にレベルを上げられないようにする必要があります。
幸い（？）Guilty Kissには効果でクロックを増やせるものがないため、クロックドローかリフレッシュ以外では自分でダメージを増やせません。
相手のデッキ枚数によっては、山札を削り、無理やりレベル3に上がることも十分あり得るため、安易に5点で止めるのは危険です。
これらのことはお互いに言えることなので、レベル2以降はお互いけん制しあうような形になりそうですね。
とりあえずこんな感じのことを学んでユニットカップに挑みました。
1回戦
相手：風電源ギルキス
先攻後攻：先攻
勝敗：負け
さっそく同じタイプのデッキですね。
こちらはうまく電源をトリガーしたり、相手のキャラを倒せたので、ストックも盤面もだいぶ有利になっていました。
相手がレベル2の時に、1回目のアタックで相手が2-5になったのですが、相手のレベルを上げてはいけないということは頭に入っていましたが、相手の手札が2～3枚程度でストックも3枚だったので、ストックだけは稼ごうかとサイドアタックをしたらソウルが乗ってしまい相手を2-6に上げてしまいました。
まさに「あ、やっちまったなこれは」と思いましたね。
まるで卍解を使えば奪われると教えられたのに卍解を使って負けてしまう死神のようでした。
こちらも2-3だったので、「“あなたへの手紙”津島 善子」1面で他にレベル3も出ないなら流石に大丈夫だよな？と思っていたらそのまま貫通して負けました。
やはり神様はチャンスを与えてはくれるものの、それを活かせない者には容赦ないということですね。
ユニットカップは1敗すれば決勝には上がれないのでここで終わりました。
最後に
なんか負けてばっかりですね？
まあこういう時期もあるでしょう・・・。
試合は負けてしまいましたが、そのあとで会場に来ていた知り合いの方々と色々ヴァイスシュヴァルツの話をしていました。
私の身の回りにはヴァイスシュヴァルツをやっている人自体がほぼいないので、ヴァイスシュヴァルツの話ができるだけでもとても嬉しいです。
もう無限にだべっていたいくらいですね。
その中でも少し話に出ましたが、WGPのネオスタンダードではBCFの時ほど電源デッキを見かけなくなりました。
上位に入賞しているのも電源のないFateなどですしね。
電源デッキは確かに得られるアドバンテージが多いですが、安定した動きをするのは難しく、なかなか思ったとおりに回ってくれないことも多いです。
宝を採用するデッキなどではソウルを上げるタイミングを操作しやすかったり、安定してキャラを供給するということも割としやすいので、宝で強力なCXコンボを持っているデッキはかなり使いやすいのではないかと思います（特にレベル1）。
Fateや冴えカノはレベル1に優秀な宝対応のキャラがいて、任意の山札を削ることも簡単なので、事故も起こりずらいという点でも勝ちやすいのかなーと思いました。
本当に環境に変化が大きくて、それを見るのも面白いです。
1人では得られる情報に限りがあるので、色んな方々と意見交換しあうのはとても大切ですね（もちろんファイトも）。
それにモチベーションにもつながるので！（←これ大事）
また広島、博多と参加する予定なので、もし見かけたらぜひ声をかけていただけるととても喜びます（東京ネオスは仕事で行けないのだ・・・土日ならなあ・・・）。
今後とも精進していきますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは！
