【雑記】「頑張りました!レム」について思ったこと
皆さまこんにちは!
最近はMHWにはまりすぎて更新が滞っていましたね…。
WGP東京大会は残念でしたが、被害状況をみれば中止にして間違いなくよかったと言えるでしょう。
他の地区で頑張っていきましょう!
ところで、10月頭ごろにリゼロの新しいブースターの情報が公開され、大きな反響がありました。
いくつか注目すべきカードがあったのですが、特に変わった効果を持っていたのがこちらのカードでした。
リゼロのメインの特徴は《武器》と《魔法》でしたが、今回のブースターのカードはほとんど《Memory Snow》を参照しています(ごちうさの《Dear My Sister》のような感じですかね?)。
リゼロは現時点でもかなり強力なプールを持っているため、既存のカードとは組み合わせにくくしたのでしょう。
キャラ2枚レストの山札サーチ集中に加えて、かなり独特な効果を持っています。
自分の舞台のキャラがすべて《Memory Snow》なら、お互いのクライマックスフェイズとアタックフェイズ中にカードの効果で控え室から舞台にキャラが置かれた時、その効果をプレイしたプレイヤーの前列のキャラのパワーを出されたキャラのコスト×2000下げるというものです。
控え室から高コストキャラを出した際に発動する効果ということで、こちらのカードは最近の環境に多い電源(スタンバイ)を多く採用したデッキに対するメタカードなのでは?と言われています。
確かに最近は電源を採用したデッキはとても多いですし、スタンバイというクライマックスはとても強力ですしね。
今回はこちらのカードを見て思ったことをつらつらと書いていきたいと思います。
こちらのカードはまだ発売前で頭の中で思ったことなので、全然的外れなことを言ってしまうかもしれませんが、そこは大目に見てください…。
1.「頑張りました!レム」は電源メタになっているのか?
環境が固定化されそうな時は、それに対するメタカードが作られることはよくあることですが、このカードは電源に対するメタになっているのか、ということですね。
まず1つ目の効果の発動条件を見ると、「クライマックスフェイズかアタックフェイズにコストありのキャラが舞台に置かれた時」となっています(0コストでも発動しますがパワーは下がらないのでここでは省略しています)。
電源でキャラを舞台に出せるのは、クライマックスを置いた時と電源をトリガーした時なので、この効果の発動条件とぴったり合いますね。
そしてパワーの減少値ですが、効果で置かれたキャラのコストを参照しています。
1コストのキャラが出れば2000下がり、2コストのキャラが出れば4000下がります。
こちらのパワーダウンは重複するので、もし後列などに2枚あれば1コストで4000ダウン、2コストで8000ダウンとなります。
1コストキャラはたいていパワー4000は超えていますし、2コストキャラもパワー8000を超えていることがほとんどで、電源で出された時はレストしていてバトルにも参加しないため、電源で出たキャラ自体には大きな影響はなさそうです。
しかしそれ以外の前列のキャラ達はこの影響を強く受けます。
いくら電源デッキとはいえ0コストキャラも多く採用しており、前列で序盤にアタックするのは大体0コストキャラです。
この状況でパワー8000ダウンを受けると、そもそもパワーが足りずにダメージを与える前に控え室に置かれてしまうということも考えられます。
ヴァイスシュヴァルツにおいて、通常アタックでのダメージが与えられないというのはかなりの痛手なので、高コストキャラはなかなか出しづらくなりそうです。
控え室に送られないとしてもパワーが大きく下がってバトルに勝ちにくいというのも辛いところですね。
少なくとも「頑張りました!レム」が舞台にある状況で、電源を2回以上使用するのはかなり難しいでしょう。
以上のことを考えると、アタック数を削られる可能性やバトルで大きく不利になる可能性があるということで、電源に対するメタになっていると思います。
しかし、こちらのカードで話題になっていたのは電源メタということ以外にもありました。
それは電源以外の効果もついでに影響を受けているということです。
こちらの効果は「クライマックスフェイズかアタックフェイズにコストありのキャラが舞台に置かれた時」に発動するので、電源でなくとも、クライマックスフェイズ初めのチェンジ、アタックフェイズ中に控え室のキャラを出す効果(“連携攻撃”キリトなど)、アンコールステップでのチェンジ、アンコールステップのアンコールなどでも効果が発動します。
最近のタイトルにはあまりチェンジなどは収録されていませんが、早出し効果が主流になる前はチェンジによる早出しが多く見られました。
それらのデッキでは前列のキャラ全てをパワー8500以上にすることはかなり難しいので、「頑張りました!レム」が2枚あれば実質チェンジを封じられたも同然です(クライマックスフェイズだと風による対策もとれない…)。
アンコールステップはすでに控え室に置かれることが決まっているキャラなら問題ないですが、本来舞台に残るはずだったキャラが控え室に置かれるとなると辛いですね。
このように、電源を使用していないデッキにも被害が出てるじゃん!ということで話題になっていました。
( ^ω^)・・・
2.このカードの登場で環境は変わる?
環境にとても多い電源に対するメタとして登場したと思われるこちらのカードで環境は変わるか、ということですが、私個人の感覚ですが、そんなに変わらないんじゃないかな?と考えています。
私がヴァイスシュヴァルツを始めたのが2014年頃で、その頃に艦これの初風と響の2重のメタに出会いました。
その頃のヴァイスシュヴァルツは、採用クライマックスはほとんど扉で、レベル3は回復持ちを多く採用したデッキがメインでした。
当時は今ほど強力なCXコンボや詰め効果も少なかったため、最低限の仕事をしてくれる扉と回復が安定だったのです。
そのような環境だと試合時間も長くなり、デッキの内容も変わり映えしなくなってくるため、艦これにて上のようなメタカードが作られたのだと思います。
しかしこれらのメタカードはお互いのプレイヤーに影響を及ぼすものなので、条件は同じということで対等な勝負ができるのかと思いますがそうではありませんでした。
艦これにはメタカード以外にも優秀なカードが多く収録され(飛鷹型軽空母2番艦 隼鷹など)、相手の行動を妨害しつつ強力な動きをすることが可能でした。
メタカードに強力なプールが加わってとても強力になっていたんですね~。
こちらの「頑張りました!レム」の効果は発動に条件があり、自分の舞台のキャラが全て《Memory Snow》である必要があります。
つまり新弾のキャラのみを使わないとほとんどメタ効果は使えないということですね。
このカード自体は《魔法》を持っているので旧弾のカードでサーチはできますがほとんどバニラになってしまいます。
リゼロ自体はとても強力なカードをたくさん持っていますが、「頑張りました!レム」の効果を使おうとすると、それらはほとんど使えなくなってしまいます。
なので、新弾の《Memory Snow》だけで組んだデッキがどれだけ強力かによってこのカードの影響度も変わってくるということですね(当然といえば当然ですが)。
この《Memory Snow》のデッキが、リゼロの《魔法》《武器》デッキや、他のタイトルほど強力でなければ、使用するプレイヤーも減るので、このカードの対策はあまり考えなくてもよくなりますね。
現在公開されているカードだけで考えると、カードの種類も100種程度で、一応追加ではあるためそこまで豊富に互換カードが与えられるとは考えにくいです。
なので環境で見かけるデッキの1つのポジションに収まるんじゃないかなーと勝手に思っています。
ヴァイスシュヴァルツはカード1枚の効果だけで決着がつくことはそうそうないですしね。
3.最後に
電源もメタカードが作られるようになってきました。
最近公開された冴えカノにこんなカードが登場しました。
思い出にカードがあれば自分のターン中パワーが6500になり、さらに正面のキャラがレベル2ならさらにパワーが6000アップします。
いうなればレベル2ガッツンダーですね。
電源デッキのメインアタッカーはレベル2であることが多いので、それらに対して強く出ることができます。
いくら2コストのキャラとは言え、レベル1帯でパワー12500を出すのは難しいため、特にコストや難しい条件なしに簡単に倒せてしまいます。
せっかく出したキャラが0コストキャラに倒されてしまうと、再登場やアンコールにコストがかかるので電源側にかなり圧がかかるのではないかと思います。
そして優秀な点としてレベル1以下のキャラに対しても6500のパワーでアタックできるので、普通に高パワーのレベル1アタッカーにもなっていることがあります。
これは「頑張りました!レム」と違って電源を使うことは止めていないので、受け入れられやすいのではないかと思います(サマポケにもこれください)。
今後は電源タイトルかどうかにかかわらず上のようなメタカードが他にも登場しそうな予感がします。
「頑張りました!レム」はマイナー特徴での登場でしたが、そのうちタイトルのメイン特徴で登場するということもあるかもしれませんね…。
マイナー特徴指定なので、現時点ではそこまで心配しなくても大丈夫だと思うというのが私の意見でした(手のひらはセットしておきます)。